【Adobe】 Premiere Proが アップデートを発表!新機能を紹介します
2021年7月21日、AdobeがPremiere Pro15.4にアップデートしたことを発表しました。
このアップデートで注目されているのは、「Speech to Text」という音声を自動でテキストにする機能です。今回は、新機能がどのようなものなのか紹介します!
高精度な音声のテキスト化が搭載
YouTubeなどの動画コンテンツの需要が高くなり、視聴者側だけでなく動画の制作者も増えています。
動画編集の作業のなかで、なかなか時間がかかるのが、テロップに使うための音声の文字起こしです。
Soundflowerやその他音声をテキスト化するツールはありましたが、精度はあまり高くなく、自動化させても自身で修正をしなければなりませんでした。
しかし、Adobeが発表した「Speech to Text」は日本語を含む13言語で動画の音声を自動でテキストにするだけでなく、複数人の会話も判別ができる他、誤認識したテキストも簡単に手動修正が行えるようになりました。
自動で生成されたテキストは、字幕ファイル形式で保存ができたり、動画にキャプションとして埋め込むことができます。
今ままで時間がかかっていた文字起こしを楽にしてくれるので、動画の編集作業の効率がグッと上がることでしょう。
その他アップデートの内容は?
その他にも、テロップの設定をカスタマイズすることで、ワンタッチでデザインを反映させる機能や、テキストレイヤーに複数のシャドウを入れられる「エッセンシャルグラフィックス」の強化、アプリ起動から最終的な書き出しまでの編集処理を平均77%の高速化を実現させた「Apple M1」チップ搭載のMacへのネイティブ対応など、普段の編集作業のスピードを高速化させる機能が増えました。機能の概要 | Premiere Pro(2021 年 7 月リリース)
まとめ
今回のAdobeのアップデートは、動画編集者であれば誰もが思った「この機能があったらいいな」という希望を叶えてくれたことでしょう。
時間をかけて行っていた作業が、簡単でよりスピーディーに終わらせられることで、手を動かす時間よりも、企画などクリエイティブなことを考える時間を増やすことができるかもしれませんね。
Premiere Proをお使いの方は、ぜひ申請をして新機能を試してみてくださいね!