この記事では「リール(Reels)」とはどういった機能なのかということをはじめ、基本的な作り方や企業のリール活用事例なども複数紹介しています。
記事の後半では、リールをバズらせるためのコツも解説しているので、Instagramマーケティングに少しでも興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
Instagramのリール(Reels)とは?
Instagramといえば写真のイメージですが、写真を投稿する他にもさまざまな機能があり、動画共有機能の1つとして「リール」が搭載されています。
リールとは15秒から90秒の短い動画を投稿できる機能で、ダンス動画や料理動画など多岐にわたるジャンルの動画が投稿されており、リールによって画像では伝わりづらい魅力や臨場感をリアルに表現することができます。
リールで投稿する際は、BGMの追加やエフェクトの使用など比較的自由に編集できる特徴があるので、Instagram上で簡単な動画編集なども可能です。
リールは、リール専用タブ・フィード(ホーム画面)・ストーリーに表示され、リール専用タブではフォローしていないユーザーのリールや急上昇中のリールなどが表示されるため、自分が投稿したリールが思わぬところに届く可能性があります。
リールは使い勝手の良さとその宣伝効果から企業の宣伝に活用する事例も多くあるので、そちらは記事の後半で紹介します。
【簡単5ステップ】基本的なリール作成方法を紹介!
ここからはリールの作成方法を5つのステップに分けて紹介します。
工程を1つ1つ解説するので、これからリールを始めようと考えている方やリールの作り方が分からない方などはぜひ参考にしてください。
ステップ①|リール作成画面の表示
まずはリール画面を開きましょう。
プロフィール画面右上の「+」ボタンからリールを選択するか、ストーリー編集の画面からリールを選択します。
表示されているアイコンはそれぞれ以下の機能があります。
音源 | Instagramのミュージックライブラリから音楽を選択 |
長さ | 動画の長さを15秒/30秒/60秒/90秒に変更 |
エフェクト | ARエフェクトを追加 |
Green Screen | グリーンバックのように背景合成が可能 |
お題 | 他ユーザーのお題に回答可能 |
レイアウト | 動画分割が可能 |
デュアル | コンテンツと自分のリアクションを同時に録画可能 |
ジェスチャー コントロール |
動画撮影中に手を上げることで動画の撮影開始や停止をコントロールできる。画面をタップできないときに便利。 |
ステップ②|リールBGMの選択
次に「音源」アイコンから音源を選択します。
検索ボックスから好きな楽曲を探すことができるので、リールで流行っている曲やBGMをリサーチし活用しましょう。
音源検索から動画が視聴されることもあるので、今流行りの音楽や検索数の多い音源などを使用すると視聴回数増加の期待ができます。
また、使用したいシーンを調整して切り抜くことも可能なので、サビだけ使いたい方には便利な機能です。
ステップ③|リール動画の撮影
音源が決まったら次はエフェクトを選びましょう。
リール上にはさまざまな種類のエフェクトがあり、視覚的にインパクトがあるのでエフェクトの使用・不使用に迷ったら活用することをおすすめします。
エフェクトが決まったら下部のボタンを長押しして撮影してみましょう。
ステップ④|リール動画の編集・加工
撮影が完了したら次は編集です。
テキストやカット編集など、さまざまな機能があるので色々と試してみましょう。
ジャンルによって編集の仕方もトレンドがあるため、事前にバズっているリールをチェックしておくことをおすすめします。
編集が完了したら右上の「→」をタップしましょう。
ステップ⑤|リールのサムネイルの選択
最後にカバー写真やキャプションを入力することができます。
カバー写真とはいわゆるサムネイルのことで、リールとしてシェアしたときにプロフィールグリッドや「リール」タブに静止画として表示されます。
キャプションに動画の説明やハッシュタグを入れ、「シェア」をタップすると投稿完了です。
投稿後はプロフィール画面から確認することができます。
効果的なリール作成のポイント3選
より効果的なリールを作るにはいくつかポイントがあります。
今回は、その中でも特に重要な3つのポイントを紹介するのでぜひ参考にしてください。
ポイント①|開始1秒が重要
ポイント1つ目は、「開始1秒が重要」ということです。
リールに限らずショート動画では開始1秒が非常に重要で、再生された瞬間にユーザーを惹きつけることができなければ一瞬でスキップされてしまいます。
そのため、前置きを削ったり、インパクトのある映像やナレーションを入れたりするなど、開始1秒の内容や見せ方などを工夫しましょう。
例えば、料理系ジャンルでは「マイナス〇〇キロのレシピ教えます」といったように数字的な訴求をするとスキップされにくくなります。
ポイント②|滞在時間を伸ばす
ポイント2つ目は、「滞在時間を伸ばす」ことです。
開始1秒でユーザーを惹きつけても、数秒でスキップされてしまったら効果的とはいえないでしょう。
そのため、ユーザーを動画にとどめておくことが重要です。
滞在時間を伸ばすために取り入れやすい方法として、動画のオチを敢えて動画内で言わずコメント欄に記載することで、コメント欄へ誘導させるというものがあります。
コメント欄を開いている間も後ろでは動画が流れ続けるので、結果的に滞在時間を伸ばすことに繋がります。
ポイント③|トレンドのBGM
ポイント3つ目は、「トレンドのBGM」を使用することです。
流行りの楽曲やBGMはリールを作成する上で大切な要素であり、動画の内容に全く関係のないBGMだったとしても活用することをおすすめしています。
簡単5ステップの「リールBGMの選択」でも説明した通り、リールには同じ音源を使用している他の動画を探す機能があるため、人気の音源を使うほど多くの人の目に留まる確率が上がります。
より精度を高めるなら、ターゲットとしている層に人気のあるBGMにすることで離脱されにくくなるでしょう。
おもしろい!企業のリール活用成功事例
ここからは、リールを活用した企業の成功事例を紹介します。
どの企業も個性的で思わず見たくなる工夫が多くあるので、取り入れられる部分がないか意識しながらご覧ください。
企業のリール活用成功事例|松屋
松屋
Instagramマーケティングで有名な「松屋」の事例を紹介します。
松屋は2023年8月時点で3.4万人のフォロワーがいる、幅広い年代に愛される牛丼チェーンですが、Instagramを活用している若年層にはあまり注目されていなかったようです。
そこでデコ電やファッションアイテムの紹介動画など、一見牛丼とは関係のないInstagramで若年層にウケる内容を投稿することで、知名度やブランドイメージを固めることに成功しています。
既存のファンを大切にしつつ、新しい層にもリーチできているマーケティング事例といえるでしょう。
企業のリール活用成功事例|りょうまい夫婦
りょうまい夫婦
次に人気旅行系インフルエンサー「りょうまい夫婦」の事例を紹介します。
フォロワーは2023年8月時点で17.9万人おり、多くファンに指示されているアカウントです。
リールでは旅行スポットやキャンペーン紹介などの情報を発信しており、楽しそうな映像と後入れの流暢なナレーションで思わず最後まで視聴してしまう人続出です。
サムネイルも統一感があり、Instagramマーケティングでは欠かせない世界観も表現されています。
細かいところまでこだわりが詰まっているので、旅行系のリールを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Instagram「リール(Reels)」の作り方・活用事例を徹底解説!|まとめ
今回はInstagramのリール動画の作り方や事例を紹介しました。
作成方法はシンプルですがバズらせるには工夫が必要であり、人気のリール動画には人気になる秘訣が必ず隠れています。
自社のブランディングや集客にInstagramを活用したい企業様や、リールについてもっと知りたいという企業担当者様はぜひ次の「SuneightのInstagram運用代行」をご覧ください。
Instagramだけではなく、他SNSを活用したマーケティングについても知りたい方は以下の記事が参考になります。
6大SNSを徹底比較〜TikTok・YouTube・Instagram・LINE・Twitter・Facebook〜
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