TikTokのインサイトでバズる動画を作ろう!活用方法を徹底解説
TikTokでは「ビジネスアカウント」に切り替えると「インサイト」という機能を利用することができ、このインサイトを活用することで自分が投稿している動画の細かい分析ができます。
インサイトの分析によって動画の視聴回数を伸ばしたりいいね数を増やすための施策を行うことで、今よりもっと質の高いコンテンツ作成が可能になるため、動画を投稿しているユーザーは使ってみるのをおすすめします。
この記事では、TikTokのインサイトの活用方法について解説していきます。
インサイトの分析を行いバズる動画を作るためにも、是非参考にしてみてください。
目次
- TikTokの「インサイト」とは?
- └TikTokの「ビジネスアカウント」へ登録をしておく
- └TikTokの「ビジネスアカウント」の設定方法
- TikTokについて知る
- └TikTokのメインユーザー層
- └TikTokの企業参入状況
- └TikTokのアルゴリズム
- TikTokのインサイトを活用してバズる動画を作ろう
- └TikTokのインサイトの活用方法①|コンテンツ分析でバズる動画作り
- └TikTokのインサイトの活用方法②|フォロワー分析でエンゲージメント率上昇
- └TikTokのインサイトの活用方法③|ユーザー分析で新規ファン獲得
- └TikTokのインサイトの活用方法④|LIVE分析で人気度分析
- TikTokのインサイトが上手く使えない時の解決方法とは?
- └インサイトがONにできない
- └インサイトに数値が出なくなった
- └インサイトが更新されない
- └インサイトの過去のデータが見られない
- TikTokのインサイトの活用方法|まとめ
TikTokの「インサイト」とは?
TikTokにはビジネスアカウントといって、投稿している動画の分析やユーザーのアクセス・アカウント全体の情報について詳しく分析をすることができるツールが備わっています。
その中の「インサイト」という機能が非常に便利で、自分の動画をどういったプロセスでバズらせることができるのか、そして人気の動画というのはどういったコンテンツなのかを詳しく分析することが可能になります。
TikTokのインサイトを利用することで自分の動画の問題点や改善点を洗い出すことができるため、ビジネスアカウントに登録して利用してみましょう。
TikTokの「ビジネスアカウント」へ登録をしておく
TikTokのインサイトを利用するためには「ビジネスアカウント」への切り替えを行う必要があります。
2021年からビジネスアカウントじゃなくてもインサイトが見れるようになりましたが、より奥深いデータや分析を行うためにはビジネスアカウントの登録が必要不可欠になります。
また、ビジネスアカウントに登録した後、分析を行うために現在投稿している動画のデータ取得するのですが、設定した直後はデータ取得のためにすぐにインサイトの機能を利用できない可能性があります。
インサイトを活用して動画作成に役立てたい場合は、早めの段階でビジネスアカウントの登録を行っておきましょう。
TikTokの「ビジネスアカウント」の設定方法
TikTokのビジネスアカウントの設定方法について解説していきます。
①プロフィールを開いて右上の三本線をタップ
②設定とプライバシーを選択
③アカウントをタップ
④ビジネスアカウントに切り替えるをタップ
ビジネスアカウントに切り替える際に投稿している動画のカテゴリーを選択する画面に移るため、手順に従い切り替えを行いましょう。
インサイトなどの機能を利用するには、①の手順で行った「プロフィール右上の三本線」をタップし「ビジネススイート」を選択することで活用することができます。
TikTokについて知る
TikTokのインサイトを活用してバズる動画を作るためには、まずはTikTokの現状のメインユーザー、そして今流行ってる物やTikTok動きについて詳しく知る必要があります。
また、インサイトを利用する上でTikTokのアルゴリズムやプラットフォームについてもおさえておくことでインサイトの分析で非常に役立ちます。
これからTikTokの現状のメインユーザー層、そして企業参入状況やおすすめ欄に乗るために必要な知識であるTikTokのアルゴリズムについてご紹介していきます。
TikTokのメインユーザー層
TikTokのメインユーザー層は若年層と言われており、主に10代・20代がTikTokのユーザー数の半分を占めています。
そのため、若年層に刺さるようなダンス動画や流行の楽曲を積極的に利用した動画などがバズりやすい傾向にあります。
しかし、最近は20代後半~30代の大人ユーザーにもTikTokが広がりつつあり、人とのコミュニケーションに役立つような雑学や、仕事で役立つ知識系のコンテンツが人気に上がるようになりました。
どのユーザー層に向けてどういったコンテンツを届けたいかを見極めるのも分析の1つです。
TikTokの企業参入状況
TikTokはショートムービーの見やすさや手軽さ、そして爆発的な拡散力が魅力であるため、ビジネスに繋がるアプリとして多くの企業が注目しています。
実際に運営を行っている企業やバズっている企業も多くあるので、企業の動向や動画・TikTokの動きを参考に動画を作成することで動画作成の1つの目安になるかもしれません。
上述の通り、学生などの若年層だけではなく社会人の層にも浸透しつつあるため、それぞれの企業のカラーやニーズに合わせたビジネスが行いやすいプラットフォームであると言えます。
TikTokのアルゴリズム
TikTokのアルゴリズムとは、TikTokが「この動画は人気の動画、この動画は人気ではない動画」と判断しているAIのことを指し、このアルゴリズムに沿って動画を作成することでTikTokのおすすめ欄に動画が載りやすくなります。
いいねや視聴者数が増えるということは要するにバズるということで、このアルゴリズムを知ることでインサイトをみた時の改善点が大きく分かるようになります。
TikTokのアルゴリズムは下記の通りです。
いいね率 シェア率 フォロー率 コメント率 平均再生時間 再生完了率 ダウンロード数 プロフィール閲覧率 |
動画作成の際に上記の点を意識することでおすすめ欄にあがる可能性があがるため、インサイトでもこの点に注意して分析するようにしましょう。
TikTokのインサイトを活用してバズる動画を作ろう
ここからはインサイト活用方法についてご紹介します。
インサイトの活用方法は色々ありますが、バズる動画を作るために確認しておくべきポイントを解説していきます。
TikTokのインサイトの活用方法①|コンテンツ分析でバズる動画作り
インサイトの機能として、投稿動画の「動画視聴数」やコンテンツ全体の「合計再生回数」や「平均視聴時間」も合わせてみることが可能です。
また、「トラフィックソース」という動画への流入元を確認しておくことで、流入元をさらに強化し再生回数を伸ばす為の施策を考える必要があるということが分かります。
例えば、平均視聴時間が低いなら動画の落ちを付けて最後まで見てもらう工夫や、おすすめ欄からのトラフィックが多いならおすすめ欄に載せるためのTikTokのアルゴリズムへの理解をさらに深める、などの改善点を割り出していくのがバズる動画作りのコツです。
TikTokのインサイトの活用方法②|フォロワー分析でエンゲージメント率上昇
フォロワー分析を行うことで、今フォローしてくれているファンのエンゲージメント率が上昇し、LIVE配信などを行なった際にもフォロワーが視聴してくれる確立が上がります。
また、フォロワーの属性からどういったコンテンツでフォロワーが増えやすいのか、そしてどういったコンテンツ作成をしたらエンゲージメント率が上昇しやすいのかを分析し、方向性をしっかり見定めていきましょう。
フォロワーの分析は、基盤となる方向性や次のコンテンツ作成の目安としても重要な指標になります。
TikTokのインサイトの活用方法③|ユーザー分析で新規ファン獲得
フォロワーの分析も重要ですが、新規ファン獲得のための分析も非常に重要です。
インサイトで視聴者の属性分析やコメントなどの確認や分析を行い、どういったコンテンツでアピールしていけば新規ファンが増えるのかを考えてみましょう。
コンテンツのいいね数やコメント数をじっくり分析していくことがバズる動画作りへの近道になります。
TikTokのインサイトの活用方法④|LIVE分析で人気度分析
TikTokには生配信ができるTikTokライブという機能があり、ライブ配信ができるようになる条件については公式からの明確な答えは無いですが、ある一定のフォロワーと投稿している動画の質によって決まると言われています。
ライブ配信ができるようになったら、インサイトでライブ配信のデータ分析や獲得ダイヤの確認をしてみましょう。
獲得ダイヤの分析は収益化を行う上で重要な点で、獲得したダイヤによって自分の人気が数値として現れているとも言えます。
TikTokのライブ配信で収益化を積極的に行いたい場合はインサイトのチェックをしておきましょう。
TikTokのインサイトが上手く使えない時の解決方法とは?
TikTokのインサイト分析をすると投稿動画の改善点が見えてきますが、分析がしたいのにインサイトが表示されないといった場合があります。
TikTokのインサイトが表示されない場合は、以下の解決方法を試してみてください。
インサイトがONにできない
インサイトがONにできない場合、1番多い理由として「動画を1つも投稿していない」可能性が挙げられます。
全体公開の動画1つでも投稿している場合のみインサイトONにできるため、全体に投稿できる動画を1つ投稿してみましょう。
インサイトに数値が出なくなった
インサイトに数値が出なくなったと言った場合は運営からアカウントの「シャドウバン」をされている可能性があります。
シャドウバンとは、投稿している動画が規約に反している場合TikTokから「いいね数」「動画視聴回数」などの制限を受けてしまうことです。
シャドウバンを解除するためには、規約違反になっている動画の削除を行うのが一番手っ取り早いため、心当たりがある場合は早めに削除を行いましょう。
インサイトが更新されない
インサイト自体は確認できるのに、最新の数値に更新されないといったケースはスマホ自体の再起動を行ってみましょう。
またインサイトが更新されないといったケースはTikTokの不具合やバグの可能性があるため、どうしても改善されない場合は運営に問い合わせをしてみると良いかもしれません。
TikTokのキャッシュのクリアを行うことでインサイトの数値が更新される可能性もあるため、できる所から試してみましょう。
①プロフィールを開いて右上の三本線をタップ
②設定とプライバシーをタップ
③キャッシュとモバイルデータ通信の『キャッシュをクリア』をタップ
こうすることで動画のデータが軽くなるため、何かの不具合があった場合は行ってみるのが良いでしょう。
インサイトの過去のデータが見られない
TikTokのインサイトは「60日前」までのデータのみ観覧が可能で、60日以上前のインサイトのデータは見れない仕組みになっています。
そのため、過去のデータもしっかりと保管しておきたいと言った場合はエクセルに見やすくまとめるか、スクリーンショットでデータの保管をしておくことをおすすめします。
TikTokのインサイトの活用方法|まとめ
TikTokのインサイトは「ビジネスアカウント」に切り替え利用することができる機能で、インサイトの分析によって様々な数値が見えてきます。
いいね数を増やすためにはどうすればいいのか、視聴回数や平均視聴時間からどういった点を改善していけばいいのか、施策を考えていきましょう。
TikTokのアルゴリズムやメインユーザー層なども分析しつつ、様々な視点からインサイトを活用していくのが視聴回数やいいね数が増えやすい動画作成のコツです。
株式会社SuneightはTikTokのインサイトの分析はもちろんのこと、TikTokやYouTubeの動画の力を活用してマーケティングを行っています。
TikTokのインサイト分析は慣れるまでは難しいツールですが、TikTokの動画マーケティングのプロが在籍するSuneightではTikTokの運用全般をサポート行っているため、TikTokのインサイトの分析を活用して動画作成をしたい方は是非株式会社Suneightにご相談ください。