インスタライブはYouTubeライブなどと同時配信できる?やり方を解説
現在、インスタやYouTube、TikTokなどで多くの芸能人や企業がプロモーションの有効な手段として活用しているライブ配信。
ライブ配信をより多くの人に見てもらいたい方に、大変便利な方法があります。それは、複数のSNSを使った同時配信です!
そこで今回、この記事ではインスタやYouTube、TikTokなどのSNSライブを同時配信する方法やメリットについて詳しくご説明します。
商品やサービスのプロモーション戦略を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- インスタライブとYouTubeライブやTikTokライブを同時配信するメリット
- └メリット①自社アカウントの認知度が上がる
- └メリット②ユーザー層を広げて配信できる
- └メリット③ライブ配信のコストを減らせる
- インスタライブとYouTubeライブやTikTokライブの同時配信の方法
- └方法①ストリーミングサービスを活用する
- └方法②複数の端末を用意する
- 複数のSNSで同時配信する際の注意点
- └注意点①視聴者とのコミュニケーションに気をつける
- └注意点②ライブ配信の目的・時間・内容を明確にしておく
- └注意点③複数のプラットフォームを扱うテクニックが必要
- インスタライブとYouTubeライブ・TikTokライブの同時配信のやり方|まとめ
インスタライブとYouTubeライブやTikTokライブを同時配信するメリット
最初に、インスタライブやYouTubeライブ、TikTokライブなどのSNSを同時配信する際のメリットについて見ていきましょう。
主に、下記のようなメリットが挙げられます。
・自社アカウントの認知度が上がる ・ユーザー層を広げて配信できる ・ライブ配信のコストを減らせる |
それぞれについて、詳しく説明していきます。
メリット①自社アカウントの認知度が上がる
個人や企業に関わらず、ライブ配信を行う目的で多いのは、フォロワー数の獲得や自社アカウントの認知度を高めることではないでしょうか。
インスタやYouTube、TikTokなどのライブ配信を行うことは、自社アカウントへの認知度が広がるとともに、滞在時間が長くなればなるほど信頼度も高まります。
また、企業では自社の商品やサービスを、一度に多くの人に内容を理解していただくことができるため、宣伝効果も絶大です。
さらに、ライブ配信で商品やサービスに興味を持った方には、ホームページへの誘導にもスムーズにつながるため、親密度も深まります。
メリット②ユーザー層を広げて配信できる
インスタやYouTube、TikTokのライブでは、それぞれ視聴する人の年齢層や特徴に違いがあります。
【YouTube】
どの世代でも9割超の認知率があり、利用率は10~30代で約8割。シニア世代でも5~6割のユーザーがYouTubeを視聴。
(出典:https://www.moba-ken.jp/project/service/20230515.html)
【Instagram】
全年代の半数近くが利用。15~19歳・20代が7~8割と多く、30代は6割程度のユーザーが利用している。
(出典:https://smmlab.jp/article/research-data-about-instagram-users/#topic01)
【TikTok】
10代から20代のユーザーで全体の約50%を占めており、比較的に若い世代が利用しているが、全体の平均年齢は34歳程度と幅広く認知されている。
(出典:https://douganochikara.com/media/tiktokmarketing/a199)
YouTubeは、幅広いユーザー層を持つ上に、ユーザーは長時間の動画視聴が多く、拡散力が高くなる傾向です。
また、Instagramは、比較的若いユーザーを中心に支持があり、気軽に交流できる場として配信できる魅力があります。
さらに、TikTokライブは若年層に強いイメージがありますが、実際は幅広い年齢層にも支持されています。
以上のように、複数のSNSを使った同時配信は、幅広いユーザーに向けて一度にアプローチできる絶好の機会と言えるでしょう。
その他、特徴としてインスタライブはフォロワーが少ない場合は、配信しても視聴してもらえない可能性があります。
インスタライブは不特定多数ではなくフォロワーメインにリーチされる仕様になっており、フォロワーが少なければなかなか視聴にまでたどり着かないという特徴があるためです。
しかし、TIkTokライブはフォロワーが少なくても、チラ見程度で見てもらえることがあるため、同時配信でユーザー数を増やすチャンスになります。
メリット③ライブ配信のコストを減らせる
企業では宣伝や広告を行う際には、コスト削減も重要な要素です。例えば、インスタやYouTube、TikTokのライブを別々の日にしたとしましょう。
その場合、複数のライブを別々の日ですると3日間かかります。仮に、同じ日にしたとしても稼働するスタッフや場所や手間も回数分必要になります。
その点、すべての発信を同時にするとスタッフの稼働や準備も一度で済ませることができるため、コスト削減が出来ます。
また、同時配信はコスト削減とともにトラブルシューティングにも最適です。
例えば、プラットフォームに障害が起きてライブ配信を始めようとしても開始できなかったり、配信が途中で切断されたりする場合があるかも知れません。
その場合、一つのプラットフォームの配信では、ユーザーは視聴できなくなってしまいます。
しかし、複数のプラットフォームでライブを同時配信しておくと、万が一ひとつにトラブルが起きても、他で視聴することが出来ます。
インスタライブとYouTubeライブやTikTokライブの同時配信の方法
次に、インスタライブとYouTubeライブやTikTokライブの同時配信の具体的な方法について2種類ご紹介します。
・ストリーミングサービスを活用する ・複数の端末を用意する |
それぞれの内容を確認しながら、やりやすい方法を選択しましょう。
方法①ストリーミングサービスを活用する
ストリーミングサービスは大変便利な方法ですが、特におすすめなのは、Restream(リストリーム)です。
Restreamは、YouTubeライブとTikTokライブなど、複数のプラットフォームを基本的に無料で同時配信することが出来ます。ただし、複数配信を行う際に有料になるサイトもあるため注意が必要です。
もし、完全無料で同時配信したい場合は、OBS Studio(以下OBS)を使って配信する方法があります。
OBSは、無料のプラグインを導入することで、インスタライブとTikTokライブの組み合わせなど、同時配信が出来ます。
なお、OBSで同時配信をするためには、バージョンが25.0以上必要であったり、プラットフォームによっては同時配信が禁止されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
方法②複数の端末を用意する
同時配信をもっと手軽に始めたい方には、複数の端末を使ったやり方があります。
スマホを複数台用意して、それぞれSNSアカウントにログインして複数の画角で配信する方法です。
同時にタップするだけでシンプルなため、多くはこのやり方で同時配信されています。
なお、シンプルな操作で初心者向けの便利な方法ではありますが、端末を複数台用意する際に画質や角度の調整などセッティング技術が必要になります。
複数のSNSで同時配信する際の注意点
メリットが多い複数のSNS同時配信ですが、下記のように注意しておくべき点もいくつかあります。
・視聴者とのコミュニケーションに気をつける ・ライブ配信の目的・時間・内容を明確にしておく ・複数のプラットフォームを扱うテクニックが必要 |
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
注意点①視聴者とのコミュニケーションに気をつける
インスタやYouTube、TikTokのライブで同時配信する場合は、それぞれにチャットやコメント機能を使うことが多いでしょう。
その際、一部のSNSのユーザーばかりに対応してしまうと、他のユーザーは相手にしてもらえていないと感じてしまい、離れていく可能性があります。
そのため、一つのSNSに偏ってチャットやコメントをするのではなく、すべてのユーザーに対応していくことが重要です。
また、ライブで配信されているため、発言にも注意する必要があります。
ライブ中に不適切なコメントを拾ってしまったり、軽率な発言がきっかけで炎上してしまうというリスクも考慮した上で配信を行うようにしましょう。
注意点②ライブ配信の目的・時間・内容を明確にしておく
複数媒体での同時配信では多くの世代を超えたユーザーに対して、一度にあなたの伝えたい情報を送ることができる絶好の機会です。
そのため、インスタやYouTube、TikTokと異なるユーザー層に対して響くような目的や時間の設定、内容を決めておく必要があります。
特に、インスタやYouTube、TikTokには、それぞれ適した滞在時間があるため、目的に合わせて一番良い時間を設定していくことが重要です。
注意点③複数のプラットフォームを扱うテクニックが必要
ライブ配信を成功させていくには、ライブの質を上げていくことも大切です。
そのためには、複数のプラットフォームを扱うテクニックが必要になります。
具体的には、ライブの機材の扱い方や操作方法を始め、ユーザーに届ける発信内容の組み立てや準備となるマーケティングなどになります。
特に、企業が行うライブ発信では、戦略的構想や計画も必要になります。その際、SNSに強い部署があれば問題ありませんが、そうではない場合はなかなか簡単ではないでしょう。
そこで、同時配信をスムーズに行い、自社のブランド力を効率的に高めたいと考えている場合は、SNS代行に依頼してみることをおすすめします。
SNS代行では、投稿の企画からコメントへのいいねや返信、投稿の分析やキャンペーンまで、SNS運用で発生する業務をすべて委託することが出来るため、安心です。
インスタライブとYouTubeライブ・TikTokライブの同時配信のやり方|まとめ
SNSの同時配信は、多くのユーザーに対して時間や距離を一気に縮めることができる大きなメリットがあります。
また、企業にとってコストパフォーマンスも良く、効率的に商品やサービスが宣伝できるため、今後もますます利用の幅も広がることでしょう。
もし、現在「社内にInstagramのノウハウを持っている人がいない」「ライブ配信するリソースがない」などでお困りな方は、株式会社Suneightに一度ご相談ください。
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