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YouTubeで逮捕?!動画をアップロードして逮捕者が出た事例とは?

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YouTubeで逮捕?!動画をアップロードして逮捕者が出た事例とは?

誰もが気軽に楽しめるYouTubeですが、実はYouTubeに動画を投稿したことによって逮捕者が出た事例があることをご存じですか?

 

YouTubeに動画をアップロードする際は、トラブルにならないように著作権について理解をしておきましょう。





YouTube動画をアップロードしただけで逮捕されるのか


YouTubeを眺めていて、歌手や漫画の最新曲や最新話、過去のドラマ作品などで「これが無料で公開されていいの?」と思ったことはありませんか?


これらの動画は、公式がアップロードした動画ととそうでない動画があり、違法にアップロードされた動画をダウンロードすると、YouTubeの規約に違反していることになります。


さらに、許可を得ていない動画をアップロードすることで、刑罰の対象になる場合や、最悪の場合、刑事事件となり逮捕されてしまう可能性があるります。



実際に逮捕者が出た事例を紹介

実際に、許可されていない動画をYouTubeにアップロードしたことで逮捕者が出た事例もあります。


なぜ逮捕されたのか、自分が気づかないうちにやってしまわないためにも内容を把握しておきましょう。



人気アイドルグループの動画をアップロードして逮捕

2011年に人気アイドルグループ「嵐」のコンサートなど、市販のDVD映像を無断でYouTubeにアップロードしたとして、当時福岡県在住の男性が著作権違反の疑いで逮捕されています。


日本レコード協会(RIAJ)は、YouTubeに対し削除要請を行い投稿動画は何度も削除されましたが、この男性はその後2010年11月22日から2011年2月5日までの間に何度もアップロードを繰り返しました。


これ以外にも日本レコード協会は2009年12月から2011年3月の間に累計12万件以上の削除要請を行っていますが、YouTube側も対応に追いついません。


YouTubeで見かけても、視聴をしたりやダウンロードすることはやめましょう。


人気少年漫画をアップロードして逮捕

2010年6月、YouTubeに人気少年漫画誌に掲載中の『ONE PIECE-ワンピース-』『銀魂』『NARUTO-ナルト-』『MAJOR』の4作品のそれぞれ第一話を無断でYouTubeにアップロードしたとして、男子中学生(14)が逮捕されました。


この少年は、YouTubeに漫画の第一話をアップロードしたのち。個人のブログやTwitterで更新情報の通知もしていたとのことです。


YouTubeにアップロードした動画の再生回数は合計800万回を上回っていたそうです。


著作権を侵害することで逮捕や罰金につながる

著作権という言葉を聞いても、どこからが侵害にあたるのか、その線引きは難しいですよね?実は下記の動画も著作権侵害になってしまう可能性があります。



・子供向けに絵本を朗読している動画をアップロード


・アニメキャラクターの絵を描きアップロード


・カラオケで歌っている姿を撮影しアップロード



一見すると、このような動画をアップロードしている人はたくさん見かけますが、著作者に許可を得る、YouTubeが許諾契約を結んでいる音源を使用するといった事実があって初めてアップロードが可能となることを覚えておきましょう。


許可を得ず無断で動画をアップロードしてしまうと著作権侵害となり、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、もしくはその両方を科せられます(著作権法第119条3項)



YouTubeで著作権を侵害しないためには

フリー素材を使用することで、著作権侵害の事故を防ぐことができます。


撮影した動画にBGMとして音楽データを使用する人は多いですが、そのBGMに使用する音楽も当然著作権侵害の対象となります。


動画の合間に使用する画像に関しても、フリー素材を使用することをおすすめします。

最初からフリー素材として提供されているサイトのものであれば侵害の事故に繋がる心配はありません。


さらに、カラオケなどの場合、自分が歌った楽曲が著作権侵害に該当する可能性があるので注意が必要です。


YouTube公式が準備しているライブラリの曲を使用するか、JASRACに登録されている曲を使用しましょう。



まとめ

今回はYouTubeに動画を違法アップロードしたことで実際に逮捕者が出た事例を著作権に触れながら紹介しました。

 

著作権侵害は意識していないと誰でも行ってしまう可能性があるので、注意して動画を作りましょう。



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