動画のチカラニューロゴ.png
お問い合わせバナー.png
カテゴリ
タグ

TikTokで新卒採用はできる?Z世代の約80%の就活生はTikTokから企業に興味を持っていた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
TikTokで新卒採用はできる?Z世代の約80%の就活生はTikTokから企業に興味を持っていた

現在とこれからの「就活生」となるZ世代は、幼い頃からインターネットを利用する環境が近くにあり、スマートフォンとSNSを使いこなしていることから、SNSでのコミュニティー形成に価値を置く特徴があります。

 

就職活動においても企業のコーポレートサイトや就職サイトだけでなく、TikTokなどのSNSで情報収集をしていることがわかりました。

 

今回は、学生がどのようにTikTokを活用しているのか、また採用活動を目的にTikTokを活用するメリット・デメリットについて徹底解説します。

 

採用活動の一環としてTikTokの運用を検討している企業様はぜひご参考ください。





Z世代の就活生のTikTok活用実態について

TikTokは若年層ユーザーが多く、Z世代の就活生も利用時間が多いことが予想されます。


では、Z世代の就活生は1日にどのくらいTikTokを見ているのでしょうか。


Z世代の就活生がTikTokをどのように活用しているかご紹介します。



Z世代の就活生は1日どのくらいTikTokを見ているのか

動画マーケティングのサービスを提供している「株式会社Suneight」が23卒学生に対して実施した「Z世代の就活生のTikTok活用実態」の調査によると、視聴頻度は下記の通りになりました。


画像引用:Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも


・1日1時間未満:35.0%


・1日1時間以上:29.0%

・1日3時間以上:14.0%

・1日5時間以上:4.0%

・週に2,3回程度:14.0%

・週に1回程度:3.0%

・その他:1.0%


23卒学生の約3割がTikTokを1日1時間以上見ると回答しています。

また、上記のデータから、約80%の学生が毎日TikTokのコンテンツを視聴していることがわかりました。

 

どのようなコンテンツが好まれるのか

企業のTikTokアカウントがどのような発信をしていたらフォローして動画を視聴したいかという調査をしたところ、下記の回答になりました。


画像引用:Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも


・社員のコミュニケーションの様子:45.3%

・実際の仕事の様子:40.7%

・経営者・役員の情報発信:32.6%

・労働条件などの説明:31.4%

・企業のビジョンの説明:30.2%

・社長のインタビュー:27.9%

・CMや広告起用する著名人の動画:14.0%

・その他:7.0%


上記調査から、学生は社員の雰囲気やコミュニケーションが伝わるコンテンツに、興味を持っていることがわかります。

 

学生自身、企業に入社した場合のイメージがしやすくなるため、興味を持ったと予測できます。

 


TikTokは本当にエントリーに繋がるのか

TikTokは、学生が普段から利用しているプラットフォームです。


このプラットフォームで企業が情報発信することで、自然と学生とのタッチポイントを増やすことができます。


また、学生側も見慣れたプラットフォームで企業の情報を得られるため、違和感なく情報収集することができるでしょう。


採用活動でTikTokを活用することは、企業側と学生の両者にとってメリットがあると考えられますが、実際にどのような反応があるのでしょうか?


以下にて詳しく解説いたします。



企業のTikTok動画は視聴される?23卒学生の約80%が視聴経験あり

アンケート調査によると、TikTokで企業の動画を見たことがあると回答した人は81%でした。


画像引用:Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも 



23卒学生の約8割が企業に関する動画を見ていることから、採用活動の情報発信としてTikTokの活用は効果が期待できます。

 

さらに、企業のTikTok動画を視聴したことがある学生に対して「動画がきっかけで興味を持ったことがあるか」を訪ねたところ、下記の通りとなりました。


はい:80.2%

いいえ:19.8%

 

この調査では、TikTok動画がきっかけで、企業に対して興味を持つ学生が多くいることがわかりました。企業側も学生とのタッチポイントを増やすことができたと予測できます。



企業に興味を持った理由は「企業のイメージが掴める」

企業に興味を持った理由としては、以下の結果になっています。


画像引用:Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも 

・企業イメージが掴めたため:58.5%

・企業の世界観が掴めたため:41.5%

・簡潔に企業の魅力がわかったため:36.9%

・短い動画で最後まで視聴できたため:35.4%

・働いている様子が動画でわかりやすいため:27.7%

・企業の採用情報が載っていたため:18.5%

・その他:1.5%

・特にない:1.5%

 

学生は企業のイメージや世界観など、採用サイトなどでは見えない様子をコンテンツに求めていることがわかります。

 

TikTokでは、社内の雰囲気、社長の想いや、企業として発信している世界観が伝わるコンテンツを発信することで、学生は企業のイメージが掴みやすくなるでしょう。


企業のTikTokを見て実際にエントリーした学生は66.2%

「興味を持った後に実際にエントリーしたことがありますか」という質問に対して、約66%の学生がTikTokから、実際にエントリーをしたと回答していました。



画像引用:Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも 

はい:66.2%


いいえ:33.8%


学生は、TikTokのコンテンツを通して、企業に対して興味・関心を持ち、働くイメージを掴んだことから、求人のエントリーに繋がったと考えられます。


今や、TikTokは、現代、そしてこれからの就活生の心を掴むために、重要な役割を果たすプラットフォームとなっていることがわかりました。



採用活動でTikTokを活用するメリット・デメリット

 

メリット

TikTokを採用活動で利用する理由として、以下があげられます。


・社員や職場の様子がわかる

・多くのユーザーに情報が伝わる

・運用コストがあまりかからない

 

以下より、解説していきます。


社員や職場の雰囲気を伝えられる

 上記の調査で、Z世代の就活生は、TikTokでは、社員のコミュニケーションの様子や実際の仕事の様子に興味関心があることがわかりました。

 

企業のコーポレートサイトや採用サイト、就職サイトでは、外面的な情報(会社情報・事業内容・ミッション・ビジョン・バリューなど)を把握することができますが、社内の雰囲気や、社員同士の雰囲気など伝わりにくいことがありますが、TikTokでは、コーポレートサイトでは見えにくい、社内の雰囲気や業務中の社員の様子などを動画で配信できるので、学生に実際に働いた時のイメージをさせてあげることがきます。


TikTokは、文字では伝わりにくいことを、動画で簡潔に伝えることができるので、運用メリットになるでしょう。



TikTokは爆発的な拡散力がある

 TikTokは、全てのユーザーを対象にAIを活用して「おすすめ」アルゴリズムを使用して拡散させています。

 

投稿された動画に暴力シーンや性的表現がないかAIが判断して、問題がある動画は、審査員によって削除が促されます。

 

この審査が終わると、ランダムで選んだ300人程度のアカウントにテスト配信をして、反響の良い動画だけ拡散させています。


ここでは割愛しますが、拡散させる指標の一つ「放送完了率」は重視されており、60%を越えないと、次の拡散テストに進むことができません。

 

最初の拡散テストは300人のアカウントでしたが、ステージが進むと3,000人のアカウントで反応が計測され、この中で反響のよい10%の動画だけが、次のステージに進み、全員配信までたどりつく仕組みになっています。

 

投稿から拡散テスト、全員配信に進むまで約12時間とされており、拡散までスピードは早いため、TikTokには爆発的な拡散力があるとされています。



運用コストがあまりかからない

 TikTokはアプリ内で動画の撮影から編集、投稿までを完了できます。アプリの利用に料金がかからないため、無料で企業の情報を発信することができて、広告出稿料や説明会への参加費用などの採用コストを抑えることができます。

 

求人媒体に掲載する場合、手数料などがかかってしまいますが、TikTokはコストを抑えて採用活動することができます。


デメリット

TikTokはコストを抑えて採用活動を進めることができますが、炎上の可能性などのデメリットになる面もあります。

 


どんなデメリットがあるのか具体的に解説します。



炎上する可能性がある


TikTokで発信していく際に、炎上してしまうリスクがあることをおさえておきましょう。


TikTokはさまざまなユーザーが視聴するため、ちょっとした発言内容や行動によって炎上する可能性があります。


企業として炎上した際の対処方法をあらかじめ決めておくと、迅速な対応が可能です。




良い面ばかり伝わってしまう

入社後、TikTokでの企業イメージと、担当する仕事の大変さにギャップが生じてしまうと、離職に繋がってしまう可能性があるので、業務に関することを発信(先輩社員の声など)する場合はコーポレートサイト等で、


企業の雰囲気を伝える場合はTikTokなど、目的によって媒体を使い分けると良いでしょう。


入社後、TikTokでの企業イメージと、担当する仕事の大変さにギャップが生じてしまうと、離職に繋がってしまう可能性があるので、業務に関することを発信(先輩社員の声など)する場合はコーポレートサイト等で、企業の雰囲気を伝える場合はTikTokなど、目的によって媒体を使い分けると良いでしょう。



TikTokで採用活動を成功させるには?

TikTokで採用活動を成功させるためには、TikTokを活用する目的意識を持ち、同じ業界がどんなことを情報発信しているか、反響の良いコンテンツは何か、リサーチを隈なく行った上で、TikTokのトレンドと掛け合わせてコンテンツを投稿することが大切です。


上記を怠ってしまった場合、動画がバズったとはいえ学生からのエントリーが少なかった、エントリーはあっても、会社として欲しい学生はなかなかいなかったという結末になりかねません。


あらかじめ、自社が採用したい学生像を明確にして、ターゲットに刺さるようなコンテンツを投稿し続けることが、TikTokで採用活動を成功させるコツです。



おすすめの記事:TikTokビジネスアカウントとは?概要と作り方、活用事例を解説します!


まとめ

今回はZ世代の就活生のTikTik活用実態について紹介しました。Z世代の就活生はTikTokを通して、企業のコンテンツを視聴していて、実際にエントリーしている学生もいます。

 

就活生が興味を持つコンテンツを発信することで、採用活動としての効果が期待できることがわかりました。

 

TikTokを活用した採用活動を検討している企業様は、ぜひ今回の情報をご活用ください。

 


※1)Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも


SuneightのTikTok制作・運用代行




株式会社Suneightでは、採用活動を目的としたTikTok制作・運用代行を行なっています。

貴社の課題にそった施策のご提案から、動画制作、TikTokのデータ分析を元にした新規施策のご提案まで、まるっとお受けいたします。

自社で運用を検討している、TikTokについて情報収集をしている企業様は、下記フォームからお気軽にご相談ください。

※2営業日以内に、担当よりメールにて返信させていただきます。
※ *が付いている項目は必須です。
※プライバシーポリシーはこちらです。

 

  1. HOME
  2. 動画のチカラ
  3. TikTok運用
  4. TikTokで新卒採用はできる?Z世代の約80%の就活生はTikTokから企業に興味を持っていた

関連キーワード



最新記事


イベントレポート