この記事では、日本・世界のSNSユーザー数を一覧にまとめ、記事後半ではそれぞれのSNSの特徴を解説しています。
SNSの特徴やユーザー層を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
6大SNSの月間ユーザー数
主要SNSの月間利用者数(MAU)の表を紹介します。
SNS名称 | 【日本】月間利用者(MAU) | 【世界】月間利用者(MAU) |
2,600万 | 29億8,000万 | |
YouTube | 7,000万 | 20億 |
3,300万 | 20億 | |
4,500万 | 3億5千 | |
TikTok | 1,700万 | 10億5千 |
LINE | 8,600万 | 1億9,800万 |
日本国内で1番利用者数が多いのはLINE、次いでYouTubeとなっています。
各項目で個別に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
日本のSNS利用状況
総務省による「令和4年通信利用動向調査」によると、日本のSNS利用状況はほぼどの年代でも増加傾向にあります。
唯一数値が減少しているのは20〜29歳となっています。
また、SNSの利用目的のグラフでは「従来からの知人とのコミュニケーションのため」が1番多く、次いで「知りたいことについて情報を探すため」となっています。
情報収集の手段としてインターネット検索だけではなく、SNSの利用が主流になってきていることが分かります。
画像:令和4年通信利用動向調査
日本のSNS利用率
総務省が2021年に発表した「令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>」によると、YouTubeはどの年代でも利用率が高く、60代でも67%となっています。
画像:令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>
ここからはSNS別に、特徴やアクティブユーザー数を解説していきます。
まずはFacebookについてですが、主にビジネスシーンで利用されることが多く、実名性で年齢や居住地などの情報が正確であるため、精密な広告ターゲティングをすることが可能です。
Facebookは特に年齢層が高いユーザー層が多いため、ターゲットにマッチしている場合はFacebookへの広告出稿を検討してみてもいいでしょう。
国内月間アクティブユーザー数
日本国内でFacebookを利用するユーザー数は2,600万人以上とされています。
主要SNSの中では歴史が長く、プライベートだけではなく企業で名刺代わりに活用されたり、ビジネスマン同士の連絡ツールとして活躍しています。
海外月間アクティブユーザー数
Facebookの世界ユーザー数は約30億人と、今回紹介しているSNSの中で最もユーザー数が多く、以下の表から特にアジア圏で利用されていることがわかります。
今後も特に海外での利用が拡大されていくことが予想されるので、海外へ目を向けたい企業の方はFacebookの運用がおすすめです。
出典:Meta Earnings Presentation Q4 2022
YouTube
次にYouTubeについて紹介します。
YouTubeは、アメリカのYouTube社が開発・運営を行っている世界最大の動画プラットフォームであり、Google社に買収され傘下に入っているためGoogleのサービスと連携されています。
「YouTuber」という職業が出るなど、ただの娯楽ツールではなくビジネスに活用される存在にまで拡大しています。
国内月間アクティブユーザー数
日本国内でYouTubeを利用するユーザーは7000万人であり、幅広い年齢層のユーザーが存在しています。
最近ではShortsという短い尺の動画が収益化可能になり、ますます利用するユーザー増加が見込まれるでしょう。
YouTubeをはじめとした動画マーケティングに興味がある方は以下の記事も参考にしてみてください。
東京で動画マーケティングに強い会社12選 ジャンル別で紹介します!
海外月間アクティブユーザー数
2023年3月現在、全世界では20億人以上のユーザーがYouTubeを利用しています。
基本無料で利用できることや、字幕言語の豊富さなども親しまれる要因の一つとなっています。
Instagramは写真や画像を中心として人気を博したSNSであり、登場は2010年10月6日とTwitterなどと比較すると遅めですが、世界では既にTwitterのユーザー数を抜き去り、人気SNSとしてTOP5に入っています。
もちろん動画も共有することができ、「ストーリーズ」や「リール」と呼ばれるショート動画はInstagram運用をする上で重要な要素です。
国内月間アクティブユーザー数
日本国内でInstagramを利用するユーザー数は3300万人となっており、メインユーザーは20代〜30代の若い男女です。
Instagramで活躍するインフルエンサーも多く存在し、コスメやメイクのトレンドが生まれる場でもあります。
海外月間アクティブユーザー数
海外では20億人ものユーザーが利用しており、YouTubeと並ぶほどの人気を誇っています。
「リール」を見ている時に、海外の方が投稿した動画を目にすることもあるのではないでしょうか?
Instagramのアルゴリズムとして、フォロワー以外にも拡散されるため、多くの人の目に留まる可能性があるという特徴があります。
TwitterはFacebookより2ヶ月間前の2006年7月にリリースされています。
テキストを投稿できるSNSですが、最近では長尺の動画も投稿できるようになり動画プラットフォームとしても存在感を表しています。
国内月間アクティブユーザー数
日本国内でTwitterを利用するユーザー数は4500万人となっており、20代の利用者が多い点が特徴です。
Instagramの機能である「ストーリーズ」や音声対話がリアルタイムでできる「スペース」など新しい機能が積極的に追加されています。
また、Twitterは情報が早いことでも有名で、今後もリアルタイムのコミュニケーションや情報収集に活用されていくでしょう。
海外月間アクティブユーザー数
海外では3億5千人が利用しており人気SNSではありますが、今後ユーザー数が減少していく可能性も示唆されています。
とはいえ日本ではInstagramと並ぶほどの人気を博しているため国内に向けた運用であればそこまで心配する必要もないでしょう。
出典:2019 年から 2024 年までの世界の Twitter ユーザー数
TikTok
TikTokは2017年に公開されたショート動画プラットフォームであり、現在では世界中で親しまれている大人気SNSです。
フィルターやBGM機能などが豊富で、誰でも気軽にクオリティの高い動画制作が可能なことが魅力の一つです。
国内月間アクティブユーザー数
日本国内でTikTokを利用するユーザー数は1700万とされており、現在も拡大を続けています。
メインユーザー層は10代〜20代の若い年代ですが、最近では40代〜50代のユーザーも増加しているため商品購入のきっかけにつながる可能性が広がり、TikTokをビジネスに活用する企業も増えています。
海外月間アクティブユーザー数
海外では10億5千人ものユーザーがTikTokを利用しており、「TikToker」と呼ばれるインフルエンサーが世界中で活躍しています。
海外に自社の商品やサービスをアピールしたい企業の方はTikTokの運用を検討してみてはいかがでしょうか?
LINE
LINEは2011年6月23日にリリースされたコミュニケーションアプリで、無料で利用できることから一気に多くの人に広まりました。
リアルタイムでやりとりが可能な手軽さから、メールに代わる連絡ツールとして全世界に普及しています。
国内月間アクティブユーザー数
日本国内でLINEを利用するユーザー数は8600万人おり、2023年6月時点で日本国内において最も多くのユーザーが利用しているSNSです。
利用は20代が最も多いですが、40代以上の年齢層が高いユーザーにも利用されており日本人の生活に必要不可欠な存在となっています。
海外月間アクティブユーザー数
海外では約2億人に利用されていますが、メッセンジャー系SNSは各国にそれぞれあることも意識しておくといいでしょう。
例えば中国では「WeChat」というアプリが最も使用されているため、LINEの運用で海外へ向けたマーケティングをするにはそういった競合の分析も必要になります。
SNSマーケティングに参入する日本企業が増えている!
SNSの利用状況を紹介しましたが、各SNSで特徴や利用ユーザー層の違いがありました。
その点を理解してSNSを運用することで、マーケティング施策を打つことが可能になります。
SNSマーケティングに興味がある企業の担当者様はぜひ以下の記事もご覧ください。
経営者はインフルエンサーになれ!?TikTok成功事例5選を紹介
【最新情報】日本・世界のSNSユーザー数を紹介!|まとめ
今回は日本や世界のSNSユーザー数と特徴について紹介しました。
ユーザーがSNSに求めるニーズをうまく捉えているSNSが人気を博していますが、SNSをビジネスやマーケティングに活用する際はSNS選びが重要です。
より詳しく各SNSについて知りたい方はぜひSNSマーケティングのプロにご相談ください。
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