国内や国外のTikTokユーザー数は？他のSNSとの比較も
TikTokは2016年9月に中国から始まったショートムービーアプリで、国内だけでなく国外でも人気を集め、2017年には中国以外のほとんどの国で開始され始めて今やたくさんの利用者がいる大人気のアプリとなりました。
TikTokの利用者は今でも増加しており、これからもどんどん右肩上がりになってくると予想されます。
この記事では、国内や国外のTikTokユーザー数や他の人気SNSアプリとの比較などをご紹介します。
SNSマーケティングを考えている方は、ユーザー数について理解しておく必要があるので、ぜひ参考にしてください。
目次
- TikTokのユーザー数は？
- └世界のユーザー数
- └日本のユーザー数
- └アメリカのユーザー数
- └中国のユーザー数
- └インドのユーザー数
- TikTokはどの世代に人気？
- TikTokの男女比は？
- TikTokと比べた他のSNSのユーザー数
- └LINE
- └YouTube
- 国内や国外のTikTokユーザー数は？｜まとめ
TikTokのユーザー数
国内だけではなく、世界中で大人気のTikTokですがユーザー数は一体どれくらいなのでしょうか？
ここでは最新のTikTokのユーザー数についてご紹介します。
世界のユーザー数
TikTokの世界のユーザー数は2022年12月現在、公式サイトでも公表されていませんが、約1年前の2021年9月時点でTikTokは世界のユーザー数が10億人を突破していることを公式で発表しています。
ソーシャルメディアで有名なFacebookは世界ユーザー数10億人を突破するのに8.7年かかっているのに対してTikTokは僅か4.9年で10億人突破を達成しています。
Facebookと比べてもわかる通りTikTokの成長具合はとても異常となっており、2018年の1月ではユーザー数は5500万人に達しているため、2021年までの2年間でユーザー数を18倍以上伸ばしたことになります。
日本のユーザー数
TikTokの日本ユーザーは一体どれくらいなのでしょうか。
2022年12月現在では公式発表されていませんが、2018年の調査では950万人と公式発表されています。
現在はさらに増加しており、1,500万人程度のユーザー数が予想されています。
アメリカのユーザー数
アメリカのTikTokユーザー数は2021年で約5,000万人です。
アメリカの総人口と比べるとユーザー数は多いと言えませんが、アメリカはFacebookやInstagramなど他SNSのユーザー数が多く、それらのSNSと比較するとTikTokは短期間でユーザー数を増やしているところが特徴的です。
TikTokは、中国の法律で政府からの監視要請に従うよう義務づけられており、両アプリストアのポリシーに違反しているという理由から、米連邦通信委員会（FCC）はアメリカ国内でAppleとGoogleに対しTikTokをアプリストアから廃止するように一時的に要請したという過去もあります。
中国のユーザー数
続いて発祥地である中国のTikTokのユーザー数はどのくらいなのでしょうか。
TikTokは中国から始まったこともあって本国のTikTokユーザー数は全世界で1番多く、2020年9月で6億人も突破しています。
2020年2月頃のTikTokユーザー数は4億人だったため、中国国内でも急激に利用者が増加しています。
インドのユーザー数
最後に世界で2番目に人口が多いインドのTikTokユーザー数はどのくらいなのでしょうか。
インドのTikTokユーザー数は2016年6月で1億2,000人でダウンロード数は3億2,300人もいるなどユーザー数がとても多い国でしたが、アメリカと同じくインドの国民のプライバシーが国外に持ち出されているからという理由で2019年6月にインド政府はTikTokの使用を禁止すると発表しました。
TikTokはどの世代に人気？
次に国内と国外のTikTokユーザーの年齢層はどのようになっているのでしょうか。
世界で1番多い世代は3億8660万人が利用している18歳~24歳の世代となっており、世界のTikTokユーザーの43.7％も占めています。
2番目に多い世代は25歳~34歳で利用者数は2億8,200万人となっており、利用者全体の31.9％を占めています。
3番目に多い世代は35歳~44歳で1億1,550人で利用者全体の13％を占めており、年齢が上がっていくことにつれて利用率が下がっていくことが分かりますね。
これを見ると若い世代の利用者が1番多いイメージですが日本のTikTok利用者は40代が1番多くなっており、40代の利用者は全体の24.3％、10代は16.9％、20代は22.3％、30代は22.8％、50代は約10％という割合になっています。
TikTokの利用者の年齢層は以下の記事にて詳しくご紹介しているため伏せてご覧ください。
https://douganochikara.com/media/TikTokmarketing/a199
TikTokの男女比は？
全世界のTikTok利用者の男女比は、男性よりも女性がより多くTikTokを利用しています。世界の利用者全体の57％が女性で43％が男性です。
世界の利用者の男女比は男性43％：女性57％となっていましたが、日本国内の男女比は男性55.2％：女性44.8％となっており、国内では女性より男性の方が利用者が多いのです。
海外ではビジネス目的でTikTokを活用するのではなく、若い女性の娯楽ツールとして活用されているため女性の方が多い傾向にありましたが、国内でTikTok利用している年齢層が年々高くなっている理由と同じで、日本で男性の利用者が多いのはビジネス分野でTikTokを利用する男性が増えているからです。
国外は国内と違いTikTokをビジネスで活用することが少なく、若い女性の娯楽ツールとして利用されています。
TikTokと比べた他のSNSのユーザー数
ここからはほかのSNSのユーザー数や特徴について詳しくご紹介します。
国内で利用されているSNSの利用率は以下のようになります。
LINE
LINEは2011年6月23日にリリースされた絶大な人気を誇っているコミュニケーションアプリで、国内においても最も多く使用されているSNSとなっており、2022年4月に発表されたLINEの日本国内のユーザー数は9,000万人以上を誇っています。
また、LINEも国内だけでなく海外でも多く愛用されており、2022年8月に発表されたLINEの主要4カ国（日本、インドネシア、タイ、台湾）のユーザー数は1億7,600万人で、全世界のユーザー数は1億9,300万人と発表されています。
LINEはインフラの領域に入っているため若い世代から年配の世代まで、幅広いユーザーが利用しており、高齢化の進む日本においては他のSNSに比べて年齢層の高いユーザーが利用していることも特徴として挙げられます。
YouTube
YouTubeはアメリカのYouTube社が開発と運営を行っている世界最大級の動画共有サービスでしたがYouTube社は2006年にGoogle社に買収されており、今やGoogle社が提供しているサービスにも連携が可能です。
2022年4月頃、全世界でYouTubeを利用しているユーザーは20億人以上おり、毎日10億時間も視聴されている動画共有サービスになります。
国内でのユーザー数は2022年10月7,000万人と、TikTokと比較すると圧倒的にYouTubeの方がユーザー数は多いですね。
Instagramは2010年10月にリリースされたSNSで成長率が高いことから現在も注目を浴びているSNSです。
Instagramは投稿後24時間で消える「ストーリーズ」を始め、LIVE配信のできる「LIVE配信機能」、長めの動画を投稿できる「リール」など多くの機能があり、Z世代やミレニアル世代との相性がとてもいいところが特徴です。
またショッピング機能もあり、ECサイトへの誘導も可能となっているため、Instagramを導入しているECサイトが急増化しています。
Instagramの全世界ユーザー数は2018年6月頃で10億人となっており、国内では2019年6月頃で3,300万人となっています。
Twitterは、2006年7月にリリースされた10代・20代の若い世代を中心に利用がされている短文コミュニケ－ションアプリです。
投稿内容は1つの投稿に140文字入力でき、4枚までの画像を同時表示できます。
Twitterの全世界ユーザー数は、2019年5月で3億3,000人となっており、国内では2017年10月頃で4,500人のユーザー数です。
Facebookは2006年9月26日にリリースされたSNSで、現在では世界最大級のSNSとなっています。
全世界のFacebookのユーザー数は2022年2月で約29.3億人となっており、国内では2019年7月頃で2,600万人のユーザー数となっています。
Facebookは30代~40代を中心として利用されており、10代の利用率はとても低くなっています。
また、実名登録ということもあり、ビジネスマンが多く利用しており名刺交換代わりにFacebookで繋がるということも少なくはありません。
国内や国外のTikTokユーザー数は？｜まとめ
この記事では国内や国外のTikTokユーザー数について詳しく解説してきました。
TikTokの利用者は年々増加してきており、とても需要の高いSNSツールと言えますね。
ビジネスでTikTokを利用するのならば戦略を経て、運用していくことがとても大切です。
この記事で紹介したTikTok利用者数や男女比・年齢層・特徴などをしっかりと把握して運用していきましょう。
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