今回はYouTubeライブの配信をスマホで行う時の注意点や事前に必要なものについて紹介していきます。
ライブ配信をするための条件
YouTubeライブの配信をスマートフォンで行うということをモバイルからのストリーミング配信と言います。
YouTubeでスマートフォンから配信を行うには以下の5つの条件をクリアしなくてはいけません。
1.iPhoneのバージョンがiOS8以降であること
2.電話番号によるアカウント経由のチャンネル確認済み
3.コミュニティガイドラインの違反警告を受けていないこと
4.チャンネル登録者が1000人以上いること
5.14歳以上であること
YouTubeでのライブ配信未経験の方がライブ配信を始めようとする時にはアカウント確認が必要ですので、実際に始められる様になるまで最大24時間かかります。アカウント確認だけでも先に行っておくことをおすすめします。
また、アカウントにライブ配信の制限がかけられているクリエイターが、別のチャンネルを使ってYouTubeでライブ配信を行うことは禁止されています。
ライブ配信方法
モバイルライブ配信の手順
ライブ配信初心者の方や初心者の方は、すぐにライブ配信が始められるモバイルライブ配信がおすすめです。スマホから誰でも簡単にライブ配信ができるので、別途で用意するものがなく低コストで始められます。
ただし、モバイルライブ配信はスマホでの配信となるので、チャンネル登録者が1000人以上必要になります。
スケジュール管理されたモバイルライブ配信を開始する
1.YouTubeアプリを開く2.作成アイコンをタップし、「ライブ配信を開始」をタップ
3.カレンダーをタップし、ライブ配信を選択する
4.「ライブ配信を開始」をタップ
削除ボタンを押すとスケジュール設定されたライブ配信を削除することができます。
また、iPhoneで配信を行う場合のみ、iOS ReplayKitを使用してアプリをライブ配信することができます。
iOS ReplayKitを使用してアプリをライブ配信する
一部のYouTubeにサポートされているアプリ(=ReplayKit)はアプリ内からYouTube直接配信することができます(procreate、モバイルレジェンド Bang Bangなど)
ライブ配信の手順
2.ライブ配信のメニューを開いて「YouTube」を選択する
3.画面の指示に従って配信を設定する
4.「ライブ配信を開始」をタップ
ただし、ReplayKitを使用してライブ配信するにはiOS10.2以降のデバイスが必要です。
ライブ配信で必要なもの
YouTubeライブを行うためには事前に準備が必要な場合があります。
Googleアカウント
YouTubeはGoogleが提供する動画配信サービスですのでライブ配信にはGoogleのアカウントが必要になります。
既にアカウントを持っていれば既存のアカウントを使用できますが、持っていない場合は一から作る必要があります。
配信する端末
ライブ配信用の端末として使用できる機器はパソコン、スマートフォン、PS4などです。
ただし上記にある様にスマートフォンからの配信の場合、チャンネル登録者が1000人必要になります。
それ以外の機器であれば特に制約はないので、YouTubeライブ初心者の方でも低いハードルで始めることが可能になっています。
エンコーダ(エンコード配信を行う場合)
上記で紹介した通り、エンコーダにもいくつかの種類があるので自分に適したものを選んで使用してみてください。
WEBカメラ/マイク
カメラをたくさん置きたい場合やより性能の良いマイクを利用したい場合は別途用意しましょう。
YouTubeライブを配信する際の注意点
ライブを配信するにあたって生放送ですので遅延が発生することがあります。
設定項目として「遅延なし」の選択もできますが、実際は20秒から60秒の遅延が発生することは頭に入れておきましょう。
まとめ
今回はライブ配信を行う際の注意点について解説していきました。
人気のライブ配信者になれば、視聴者からの投げ銭で収益化もできる様になります。
始めるハードルの低いライブ配信からまず始めてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。