YouTubeが伸びない理由として「サムネイル」が原因となっている場合ががあります。
動画の内容はもちろん、実はこのサムネイルのクリック率が再生数に大きく関わることをご存じですか?
今回は、クリックされやすいサムネイルの特徴について解説します。
サムネイルの重要性
動画の質を上げることは重要ですが、例え高品質な動画でも再生されなければ意味がありません。視聴者は動画を選ぶ際、必ずサムネイルをクリック(スマホであればタップ)します。つまり、視聴者の目に留まらなければ、どれだけ質の高い動画を投稿しても再生数は増えないのです。
サムネイルは動画の「顔」であるため、動画の第一印象を決める重要な役割を持っています。
サムネイルを作りこむことで動画の再生数は大きく変化するため、もし今YouTubeが伸びずに悩んでいる人はサムネイルづくりにも注力してみてください。
クリックされるサムネイルの特徴とは
伸びるYouTube動画のサムネイル例は、すでに伸びている動画です。再生数が多い動画に共通している特徴を紹介します。
ひとめで動画の内容がわかる
少ない文字数で動画の内容を伝えるためには「言葉選び」が重要です。サムネイルで表示できるサイズは決まっているため、限られたスペースで視聴者のクリック率を上げるためにはそれなりのインパクトが必要です。
視聴者が思わず動画を観てしまうような言葉をサムネイルに使用することができればそれも可能ですが、これには投稿者のセンスも関わってきます。
再生数の多い動画のサムネイルをひたすら研究し、言葉選びや伝え方について色々と試行錯誤すると、クリックされる動画とそうでない動画の傾向がつかめるのではないでしょうか。
https://youtu.be/THFZp8kp1sg
こちらの動画は一目でカメラのレビュー動画であることが分かります。また、カメラ実物と投稿者本人の画像もあるため実際に使っている人のレビューであることも分かり、動画の信頼性も高まるでしょう。
・カメラを購入した理由
・カメラのすごいところ
これらの情報が書いてあるだけでも、動画で紹介されているカメラの購入を検討している人にとっては非常に有益な動画となります。
フォントが見やすくインパクトがある
サムネイルに文字を表記する際は「大きく」「見やすい」ことが条件となります。特にスマホの画面でYouTubeを観ている人は、動画を探す際サムネイルの文字が小さかったりごちゃついていると何の動画か分からず、再生しようとは思いません。
有名YouTuberはサムネイルづくりにも力を入れており、それぞれある程度のテンプレートができています。それらも試行錯誤を重ねた結果ですが、そういった先駆者の良いところは積極的に真似てみましょう。
https://youtu.be/O_tB7TojZQ0
こちらの動画はNintendo Switchのゲーム動画ですが、ひとめで「世界記録」についての動画だと分かります。
フォントひとつをとっても、同じ文章では見やすさが大きく異なります。
普段自分が観ているYouTuberが使用しているサムネイルのフォントをリサーチしてみてください。
また、サムネイルに画像を使用するのか、自分の顔を出すのか、動画の印象的なシーンの切り抜きを使用するのかというサムネイルの要素選びも重要です。
文字や背景の色で目に留まる
サムネイルづくりが苦手!という方は、「色」だけでもこだわってみてください。文字の色、背景の色、縁の(ふち)色、これらを試行錯誤し見やすい組み合わせを見つけましょう。
https://youtu.be/ZEGn_KlmV1Q
こちらの動画は文字の色、フォント、サイズなど見やすく、ひとめで何の動画か伝わります。
サムネイルの画像編集は時間がかかりますが、色を意識する程度であればそこまでの作業ではありません。
自分のチャンネルの「テーマカラー」を決めることもひとつの手です。
これはチャンネルトップ画面の「ヘッダー」や「アイコン」にも活用することができて、視聴者に自分というキャラクターを印象付けることができます。
色の使い方は千差万別ですが、チャンネルが伸びていくと「この人といえばこの色」と連想ができるため、視聴者も覚えやすく、ファンを増やしやすくなるでしょう。
インパクトのある顔
サムネイルに自分の「顔」や「身体」を出している場合、表情や素振りも重要となります。無表情でこちらを観ているだけよりも、表情や素振りにこだわることでその動画が「楽しい動画なのか」「びっくりする動画なのか」「悲しい動画なのか」という状況を伝えて見ましょう。
https://youtu.be/Uz5dH_elu_I
有名YouTuberである「ヒカキン」は特に表情や素振りを上手く活用し、視聴者を引き込んでいます。
ビジネス系YouTuberは動画の内容も講義系であることが多いため、ジェスチャーを交えてサムネイルをつくりましょう。
動画で解説するポイントが3つであれば指で3本とポーズをとったり「ダメな人の特徴」といったマイナスな内容や注意喚起をする動画であれば、身体の前で大きく「バツ印」をつくるなどの方法があります。
https://youtu.be/-GDmXNqW3z8
ジェスチャーを上手く活用することで、動画の内容の重要性や緊急性を視聴者に訴えることが可能です。
クリックされないサムネイルの特徴
クリックされないサムネイルの特徴は、動画の一部を切り抜いただけのものや、文字の大きさが小さかったり、読みにくいものです。また、情報量は多すぎても少なすぎてもよくありません。視聴者をスムーズに誘導するために、動画の内容をひとめでわかるよう、シンプルに伝えましょう。
サムネイルは動画の顔です。
動画の撮影、編集だけでもかなりの時間を要しますが、サムネイルづくりも動画の伸びを左右する大きな要素であることを覚えておいてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はクリックされるYouTube動画のサムネイルについて解説しました。私たち、株式会社Suneightは年間9000本以上の動画制作を行い、YouTubeマーケティング運用で日本一多くの実績があります。
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