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国内のTikTokユーザーは平均34歳に!TikTokの変遷と企業の活用事例を紹介します

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国内のTikTokユーザーは平均34歳に!TikTokの変遷と企業の活用事例を紹介します

若者に人気が高いSNS「TikTok」


若年層が利用しているイメージが強いですが、近年利用者の年齢層が平均34歳と上がっています。


本記事では、マーケティング活動の一環で、TikTokを検討している企業様に向けて、TikTokの変遷や最近の企業の活事例を紹介します。





TikTokとは

TikTokはショートムービーを投稿するアプリです。


ショートムービーはTikTokのアプリ内で簡単に作成できるため、動画作成にハードルを感じている方でも簡単に利用できます。


ショートムービー作成機能では、曲をつけたりエフェクトで加工したりなど、自分の好きなように編集して投稿することができます。


また、TikTok内にハッシュタグや楽曲によるトレンドがあり、トレンドと紐づいた投稿をすることで、動画をより多くのユーザーに届けることが可能です。


最近ではTikTokで有名な人気投稿者に対して、企業がプロモーションを依頼するなど、ビジネス活用する企業も少なくありません。



TikTokのユーザー層は平均34歳!若年層だけのコンテンツではない



画像引用:https://digiday.jp/platforms/the-real-image-of-tiktok-users-from-the-content-fans-consumption-behavior-survey/

TikTokのユーザー層は若年層をイメージしがちですが、2019年以降ユーザーの平均年齢が上がり、現在平均年齢は34歳になりました。


年齢層が広がっていることもあり、10代や20代向けのコンテンツだけではなく、より幅広い層が楽しめるコンテンツが増えています。


特に30代や40代の男性のユーザーが増えているため、今後は社会人男性を狙ったコンテンツの増加が予想されます。


また、TikTokの平均視聴時間はSNSの中でもトップクラスです。TikTokの平均視聴時間は2019年6月の時点では42分でした。


TikTokはレコメンド機能が優秀で、各ユーザーへのおすすめを正確にとらえるシステムが特徴的です。


現にレコメンド、おすすめ機能を利用しているプラットフォームでは、全体平均26.1%が機能を利用していますが、TikTokの場合は46.5%と2倍近い数字になっています。


他にも広告の強制視聴がないことや短尺動画が多いことが平均視聴時間が長くなっている要因だと考えられます。



TikTokの変遷

TikTokは数年前までは若い女性が音楽に合わせてダンスを踊っている印象が強いSNSでした。しかし、実態として以前の印象とは異なるプラットフォームに変容しつつあります。


TikTokがリリースされた初期は10代〜20代がメインターゲットで、TikTokを利用する企業も若年層へのプロモーションとして活用していましたが、最近ではユーザーの年齢層が上がってきていることから、以前のような絞ったターゲット層ではなく、より幅広い層へのアプローチが可能になりました。


TikTokが誕生した当初はダンスや自撮りなどの動画がメインコンテンツでしたが、今では、社会人の利用も増えて、仕事や生活のハウツー動画も登場しています。



アプリ調査会社App Annieの調査によると、アメリカとイギリスではTikTokの1ユーザーあたりの平均動画再生時間がYouTubeを超えているとのことです。


YouTubeの方が月間ユーザー数が多いため、ユーザーの平均動画再生時間は長いですが、TikTokの方が1ユーザーあたりの時間が多くなります。


今後もユーザー数が増えると考えると、企業の情報発信の場としてより活用されることでしょう。

TikTok、アメリカとイギリスの平均視聴時間でYouTubeを上回る! その理由とは



ユーザーは今、TikTokをどのように使っているのか

TikTokの活用方法は徐々に変化しており、今後も時代によって変化することが予想されます。


TikTokは他のSNSと異なって、ユーザーのモチベーションが高くありません。他のSNSの場合、ユーザーは目的を持って利用し、リサーチや購入のために利用します。


しかし、TikTokの場合、「何か面白いものを見つけたい」という欲求はなく、ユーザーは目的なく回遊する傾向が強いです。


そのため、ついついボーッとTikTokを観てしまうユーザーも少なくありません。


TikTokのユーザーは自分の意図していなかったコンテンツとの出会いに関して敏感であるため、興味関心が高いと言えます。


コンテンツを発信する企業側から言えば、コンテンツに対する需要性が高いです。そのため、企業が自社の商品やサービスをプロモーションする上で最適のプラットフォームです。



TikTok売れ」の実態

TikTokに注目が集まっている理由として「TikTok売れ(#TikTokMadeMeBuyIt)」が考えられます。


「TikTok売れ」はまさにTikTokでブレイクした商品の売上が跳ね上がることを指しており、企業がTikTokを運用する上での最大級の恩恵です。


「TikTok売れ」のムーブメントを利用することで、自社で売り出したい商品やサービスをTikTok上でアピールできます。


ここからは「TikTok売れ」の実態について詳しく解説します。


「TikTok売れ」はなぜ起きた?

「TikTok売れ(#TikTokMadeMeBuyIt)」とは、世界中で60億回以上再生されているハッシュタグで、日本国内でも見ることが多いキーワードです。


企業がリリースしている商品やサービスに関してもTikTokでの拡散が影響して、売上に関与する可能性があります。


購買意欲につながるきっかけとなるケースが多いため、商品やサービスの売上アップをはかりたい企業にとってはチェックしておきたいムーブメントの1つです。



「TikTok売れ」の事例3選

ここからは2021年に「TikTok売れ」が起きた企業の事例を紹介します。


地球グミ



画像引用:https://www.tiktok.com/discover/%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%82%B0%E3%83%9F?lang=ja-JP

地球グミとは、本来で「プラネットグミ」と呼ばれる地球の形のお菓子です。


TikTokでバズったことから売上アップを達成した商品の1つで、「#地球グミ」というハッシュタグが流行しました。


ハッシュタグがついた動画は5億回再生を超えており、TikTok売れの代表格と言えます。


投稿されている動画の内容としても、

・地球グミのパッケージを噛んであげる

・地球グミを食べる

・グミを食べ終わったら、青くなった舌を出す

という流れです。


初心者でも撮影・投稿しやすい内容だったこともあり、投稿数が増えたと予測できます。



残像に口紅を



画像引用:https://www.tiktok.com/search?q=%E6%AE%8B%E5%83%8F%E3%81%AB%E5%8F%A3%E7%B4%85%E3%82%92&t=1643877773327

小説や本を紹介している「けんご」さんが紹介したことでバズった小説が「残像に口紅を」です。


けんごさんがあげた動画によって口コミが広がり、書店やネットショップでは品切れの状態が続きました。


動画の内容としては小説の中身を要点を絞って伝えることで、小説を読んでみたくなるような内容にすることで効果的に商品を紹介。


たった1人の30秒の動画で商品の売上がアップした「TikTok売れ」の事例です。



ファイブミニ

画像引用:https://www.tiktok.com/search?q=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%9F%E3%83%8B&t=1643877857589

大塚製薬から1988年に発売された「ファイブミニ」は、若年層の認知が課題でした。しかし、TikTok上で若い女性ユーザーの目に留まったこともあり、あっという間に話題に。


結果的にコンビニでの販売数が2倍になるという現象が起きました。


キャンペーンなどをうってはいませんが、商品のプロモーションに繋がりました。




企業がTikTokを活用するメリットは?

ここまでTikTokで起きている変遷や「TikTok売れ」の事例を紹介しました。TikTok内で起きている変遷や企業にとってのメリットなどを知っておくことで、自社で運用する際にも効率的に情報を発信ができます。


では、企業はどのようにTikTokを活用したら良いのでしょうか。ここからは企業がTikTokを活用するメリットを紹介します。



企業のブランディングになる

ブランディングはリピート率の向上やファン作りによる価格競争からの脱却につながります。

 

TikTokは動画での情報発信なので、テキストや画像よりも企業、商品、サービスの雰囲気がわかりやすく伝わるため、ユーザーの記憶に定着しやすくなります。


他にも、

・フォロワー数が少なくても動画が面白ければバズる


・エンゲージメントが他のSNSよりも高い


なども含めて、拡散力の高さが企業のブランディングの手助けをしてくれます。




商品の購買に繋がりやすい


TikTokは商品やサービスの購買に繋がりやすいです。TikTokユーザーは動画で紹介された商品やサービスの積極的に消費します。

 

TikTokを経由した支出の平均は約8万円。SNS全体の平均が約4万円なので、2倍近くの支出を出している計算です。

 

商品やサービスを販売している企業にとって、ユーザーの購買意欲をアップしやすいプラットフォームなので、導入を進める企業が多いのも納得できます。

日本の TikTok ユーザーは平均34歳、博報堂調査が示す実態 : 要点まとめ




企業への採用活動・広報活動として相性がいい

TikTokを活用することで、求職者に向けて会社での仕事の雰囲気や、社員の人柄や関係性をわかりやすく伝えることができます。

 

実際にSNSの情報に敏感なZ世代の就活生の約80%がTikTokをきっかけに企業に興味を持ち、そのうちの約66%は実際にエントリーしていたという結果が、「Z世代の就活生のTikTok活用実態」に関する調査で明らかになりました。

Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも

 

これからの企業の採用・広報活動において、TikTokは欠かせないプラットフォームです。



おすすめの記事:TikTokで採用はできる?|活用メリットと企業の成功事例を紹介します



企業のTikTok成功事例6選

企業の採用・広報活動、商品やサービスのプロモーションでTikTokを利用している企業は少なくありません。

ここからは、実際に企業がどのように活用しているか事例を6つ紹介します!


企業のブランディングでの成功事例

①UQモバイル

@at_sushiman UQ mobile 新CM「長女ローバ」篇 #apex #エーペックス #ローバ #uq三姉妹チャレンジ ♬ オリジナル楽曲 - at寿司


UQモバイルは公式Tiktokアカウントを開設。Tiktok上で「UFO」の楽曲に合わせたダンスを踊るキャンペーンを実施しました。


Tiktokユーザーは「#UQ三姉妹チャレンジ」をつけてダンス動画を投稿することで、キャンペーンに参加可能です。


動画の中から選ばれた優秀動画はUQの公式ホームページやSNSにて発表されました。


UFOのダンスはテレビCMで踊っていることから話題性が高く、UQモバイルを印象付けるものです。


すでにブランドとしての認知があったものを、Tiktok上でさらなるブランディングとしてコンテンツ発信をした結果、より話題性を集めることができました。



②ライオン「Lightee」

@nonopink0416 歯の白さで印象変わるね🤭❤️ 美白*ハミガキライティーの盛れるエフェクト使ったよ❣️ #顔の印象は歯で変わる #PR ♬ #顔の印象は歯で変わる - Lightee(ライティー)



ライオンは本気で作った美白ハミガキとして「Lightee」を発売しました。



歯の色を変更するエフェクトをTikTok内で展開、フィードでプロモーション動画を配信することで認知拡大をはかりました。


「歯が白くなることで、どのように顔の印象が変わるのかを体験してもらう」という経験を提供することで、視聴者が商品を利用したときのイメージがつきやすくなります。


この結果、「Lightee = 美白」というイメージをユーザーに定着させることができました。



商品・サービスの購買の成功事例


③CHURROS AVENUE

@churros_avenue @ottsea ♬ オリジナル楽曲 - マツダ家の日常 - M2DK/マツダ家の日常

 

大学生カップルが始めた移動式チュロス屋さん「CHURROS AVENUE」は、店舗への集客を目的としてTikTokを利用しています。


チュロスを作っている動画や店舗内の動画などをあげることで、フォロワーは3万人を突破。


フォロワーの増加によって、店舗にチュロスを食べに来てくれるお客さんも増えました。


また、大学生がSNSにチャレンジする姿を見せることで、同年代からも注目されています。



④Fit me

@a.my69 #メイベリン #東京モード学園 #tiktok #コラボ授業中 #fitme #おすすめ化粧品 #おすすめメイクアップ #xuhuong #makeup ♬ Build a Bitch - Bella Poarch

コスメブランドのメイベリンニューヨークは発売している「Fit me」の認知拡大から購買意欲アップを狙って、TikTok上でマーケティング施策を実施。

すでに製品を購入しているユーザーからコメントが埋め尽くされました。

コメント欄では、製品を利用したユーザーが、製品未購入のユーザーに向けてレビューをしています。

結果的にお店を訪問するユーザーが増加し、月間での最高売上を記録するなど、TikTokが企業の売上につながった事例です。




企業の広報・採用活動での成功事例


⑤三和交通社

@sanwakotsu おじさんと若手が東京駅で踊ってみたが若手は照れて今一のダンス#企業案件募集中 #毎日tiktok #踊るおじさん #三和交通 #fypシ #パプリカ#東京駅 ♬ オリジナル楽曲 - suzuha - すーちゃ ( 17 )

上記でも紹介した三和交通社は取締役部長と渉外課長代理がダンスを踊ることで有名です。


若年層ユーザーが多いイメージのあるTikTokの中では珍しく、サラリーマンのおじさんが全力でダンスを踊っており、インパクトのあるアカウントとなっています。


結果的にアカウントがバズり、多くのユーザーから認知され、学生から求人応募数も増えたとのことです



⑥株式会社Suneight

@suneight.ceo #学生起業 #起業 #中卒社長 #社長 ♬ クラシックメドレー2019 - Pianica Magician

株式会社Suneightは代表取締役である竹内 亢一氏にインタビューをする動画やオフィス内の様子を映した動画などがあり、社内の様子がわかる動画を投稿しています。


社長の経営者としての心構えや、将来起業したい方に向けてのメッセージを発信していることもあり、社長の言葉や考え方に共感した学生からの応募が多くなっています。


TikTokを活用した採用活動は、応募者数が増えるだけではなく、企業と求職者のミスマッチの軽減にも繋がります。


おすすめの記事:TikTokビジネスアカウントとは?概要と作り方、活用事例を解説します!



まとめ

今回はTikTokのここ数年での変遷や企業がTikTokを活用した事例などを紹介しました。


TikTokのユーザーの年齢層は変化してきており、企業が集客や広報活動として利用している企業も少なくありません。


自社でのTikTokアカウントの運用を検討している企業様は、ぜひ株式会社Suneightにお気軽にご相談ください。






※1)
日本の TikTok ユーザーは平均34歳、博報堂調査が示す実態 : 要点まとめ

※2)Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも

SuneightのTikTok制作・運用代行




株式会社Suneightでは、採用活動を目的としたTikTok制作・運用代行を行なっています。

貴社の課題にそった施策のご提案から、動画制作、TikTokのデータ分析を元にした新規施策のご提案まで、まるっとお受けいたします。

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