TikTokは、10〜20代のいわゆる「Z世代」を中心に人気を集めているSNSですが、近年ではプロモーションツールとして多くの企業が導入しています。
そのなかですでに多くのフォロワーを獲得しているアカウントや、動画再生回数の多いアカウントなどの売買が活発化しているのをご存知でしょうか?
そこで今回は、TikTokアカウントを売買するメリット・デメリットや注意点に加えて、どういったアカウントが売買されやすいのかなどについて解説していきます。
目次
- TikTokアカウントを売買するメリット
- └メリット①すでにフォロワーがいるアカウントで運用できる
- └メリット②自分でフォロワー・いいね・再生回数を稼ぐ必要がない
- └メリット③TikTokの引退・復帰がしやすい
- TikTokアカウントを売買するデメリット
- └デメリット①フォロワーの層が運用方針と合わない場合がある
- └デメリット②ジャンルがマッチしていないと運用しにくい
- └デメリット③法律的にセーフでも利用規約に引っかかる可能性あり
- 売買されやすいTikTokアカウントにはどのようなものがある?
- └運用がスムーズに行なえるアカウント
- └フォロワー数が多く、エンゲージメント率が高いアカウント
- └付加価値が高いアカウント
- TikTokアカウント売買のメリット・デメリットや注意点まとめ
TikTokアカウントを売買するメリット
Googleなどで「TikTok アカウント 売買」と検索してみると、非常に多くのRMTサイト(SNSやゲームのアカウントを売買するサイト)が表示されると思います。
なかには1,000円前後で売買されているものもあれば、100万円以上で売買されているものもあり、個人から企業まで多くの方が利用しているようです。
TikTokアカウントの売買が活発になっているのには、やはりそれなりのメリットがあるからですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリット①すでにフォロワーがいるアカウントで運用できる
TikTokアカウントを売買するメリットとしては、まず「すでにフォロワーがいるアカウントで運用を開始できる」という点が挙げられます。
売り手側は不要になったアカウントを手放せるだけでなく、売却することでお金を手に入れられることが最大のメリットといえるでしょう。
一方で買い手側はゼロからアカウントを作成してフォロワーを増やしていく手間なく、すでにある程度のフォロワー(ファン)を獲得しているアカウントで運用を始めることが可能です。
そのため、TikTokを活用したマーケティングや収益化などを効率良く行なうことができます。
メリット②自分でフォロワー・いいね・再生回数を稼ぐ必要がない
買い手側が自分でフォロワー数・いいね数・動画再生回数を稼ぐ必要がない点も、TikTokアカウントを売買するメリットの1つといえるでしょう。
「TikTokで人気になりたい」「TikTokで効果的なマーケティングを行ないたい」という場合、やはり一定数以上のフォロワーを獲得しなければなりません。
また単純にフォロワー数を増やすだけでなく、きちんといいねやコメントをもらえる動画を撮影・投稿し、動画再生回数も稼ぐ必要もあります。
何気なく投稿した動画がバズって人気に火がつくこともありますが、効率良くアカウントを育てるにはノウハウが必要なうえ、なかなか骨が折れる作業です。
しかしすでにある程度成熟したアカウントを購入することで、自分でフォロワー数・いいね数・動画再生回数を増やす作業を行なわずに手っ取り早くTikTokを運用できます。
メリット③TikTokの引退・復帰がしやすい
売り手側にとってのTikTokアカウント売買のメリットとしては、気軽にTikTokを引退しやすい点も挙げられるでしょう。
これまで動画投稿を頑張ってきた方の場合、TikTokを引退したいと思いつつも削除するのがもったいないと感じるケースも少なくありません。
しかしTikTokアカウントを売却すれば、自分が育てたアカウントを残しながら販売料としてお金を手に入れることができます。
反対に「TikTokに復帰したい・新規で始めたい」という場合もTikTokアカウントを購入すれば、上記で解説したようにすでにフォロワーを獲得しているアカウントで手っ取り早く運用を始めることが可能です。
TikTokアカウントを購入すれば時間をかけてフォロワー数を増やしていくよりも、かんたんかつ効率的にフォロワー付きアカウントを手に入れられます。
TikTokアカウントを売買するデメリット
TikTokアカウントの売買には上記のようなメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあるため注意が必要です。
ここからは、TikTokアカウントを売買するデメリットについて確認していきましょう。
デメリット①フォロワーの層が運用方針と合わない場合がある
TikTokアカウントを購入する場合、きちんとアカウントの特徴やフォロワー層などについて調べたうえで購入しないと運用方針と合わない可能性があります。
例えば30代・40代向けの動画を発信したいにも関わらず、フォロワー層が10代・20代の若年層の場合、フォロワーの求める内容とかけ離れてしまいフォローを外されてしまいかねません。
また年齢だけでなく性別にも同じことがいえるため、すでに運用方針として男性向けもしくは女性向けのコンテンツを発信したいと決まっているのであれば、その運用方針とマッチしたアカウントを購入する必要があります。
デメリット②ジャンルがマッチしていないと運用しにくい
TikTok上にはさまざまなジャンルの動画が投稿されていますが、フォロワー数やいいね数の多さだけで購入するアカウントを選ぶと、投稿予定の動画とすでに投稿されている動画のジャンルにズレが生じてしまいかねません。
そのため投稿したい動画のジャンルが決まっている場合は、同じジャンルのTikTokアカウントを購入するようにしましょう。
またアカウント売買が活発に行なわれているジャンルもあるため、特にジャンルが決まっていない場合は人気の高いジャンルのなかからアカウントを購入するのがおすすめです。
人気のあるジャンルとしては、恋愛系・料理系・美容系・ファッション系・小ネタ紹介系・ゲーム系などが挙げられます。
デメリット③法律的にセーフでも利用規約に引っかかる可能性あり
TikTokアカウントを売買するデメリットは、法律的に問題がなくてもTikTokの利用規約に抵触する可能性がある点です。
「TikTokアカウントを売買してはならない」という法律はないため、売買しても違法になることはありません。
しかしTikTokの利用規約には、禁止行為として以下のようなことが書かれています。
手数料もしくは料金を取得して本サービスを販売、レンタルもしくはリースに供すること、 または、広告もしくは商業目的での勧誘を行うために本サービスを使用すること |
引用元:TIKTOKサービス規約|TikTok
お金を支払ってTikTokアカウントを購入したこと、もしくはお金を受け取ってTikTokアカウントを売却したことがTikTok側にバレてしまうと、そのアカウントが凍結・利用停止される可能性もあるため注意しましょう。
売買されやすいTikTokアカウントにはどのようなものがある?
TikTokアカウントの売買は自己責任となりますが、もし売買を検討している場合どのようなアカウントだと売買されやすいのか把握しておきたいところです。
売買されやすいTikTokの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
・運用がスムーズに行なえる
・フォロワー数が多く、エンゲージメント率が高い
・付加価値が高い
それぞれの特徴について、詳しくみていきましょう。
運用がスムーズに行なえるアカウント
TikTokアカウント売買において、「購入後に運用がスムーズに行なえるか」という点は最重要視されるポイントです。
動画配信サービスであるTikTokの特性上、アカウントの属人性が高くなる傾向にあるため、できるだけ属人性の低いアカウントを選ぶことが重要になります。
特に運営者が顔出しをしているアカウントは属人性が高く、購入しても引き継いで運営することが難しいため、顔出ししていない属人性のないアカウントがおすすめです。
フォロワー数が多く、エンゲージメント率が高いアカウント
多くのフォロワー数を獲得しているTikTokアカウントは、そうでないアカウントと比べて高額で取り引きされる傾向にあります。
自分でアカウントを新規作成する場合、フォロワーを一定数以上獲得するにはそれなりの期間と労力が必要です。
そのためすでに多くのフォロワーを獲得しているアカウントは、発信力・影響力が高いとみなされ購入されやすいです。
またフォロワー数だけでなくエンゲージメント率が高いTikTokアカウントも、売買されやすい傾向にあります。
多くのいいね・コメントがされているアカウントは、固定ファンがついていると判断できるため、RMTサイトでは人気が高いです。
付加価値が高いアカウント
上記に加えてTikTokのアカウントにアフィリエイトサイトなどの外部リンクが紐付けされている場合も、人気が高く売買されやすい傾向にあります。
特に収益化されている外部サイトが紐付けられていれば、付加価値が高いアカウントと判断されて高額で取り引きされる可能性が高いでしょう。
ただし紐付けされたリンク先が販売内容に含まれていない場合もあるため、購入前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
TikTokアカウント売買のメリット・デメリットや注意点まとめ
TikTokアカウントを売買するメリット・デメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
メリット | デメリット |
・すでにフォロワーがいるアカウントで運用できる ・自分でフォロワー・いいね・再生回数を稼ぐ必要がない ・TikTokの引退・復帰がしやすい |
・フォロワーの層が運用方針と合わない場合がある ・ジャンルがマッチしていないと運用しにくい ・法律的にセーフでも利用規約に引っかかる可能性あり |
また売買されやすいTikTokアカウントの特徴は、以下の3つです。
・運用がスムーズに行なえる
・フォロワー数が多く、エンゲージメント率が高い
・付加価値が高い
フォロワー数・いいね数・コメント数などが多いTikTokアカウントを購入することで、効率良くSNSマーケティングやアカウント運用を行なえるでしょう。
ただし上記のデメリットにあるように、アカウント売買はTikTokの利用規約に引っかかる恐れがあるため注意が必要です。
TikTokの運用代行やコンサルティングなどを行なっているサンエイトでは、TikTokアカウントを購入しなくても多くのフォロワー・ファン獲得を目指せます。
TikTokアカウントを売買しているサイトや個人のなかには悪質なところもあり、詐欺被害に遭うリスクもあるため注意しましょう。
またサンエイトでは、現役のプロが講師を務める実践型映像塾「Megras」も運営しており、ユーザーに視聴してもらいやすい動画の制作スキルを身につけることができます。
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