YouTubeのサムネイルを制作する上で、人目を引く言葉や、デザインなど意識すべき点はたくさんありますが、意外と見落としがちなのがサムネイルの「明るさ」です。
改めて明るさを意識することで、サムネイルは格段に見やすくなり、視聴者に注目してもらいやすくなります。
今回は、サムネイルの明るさに焦点を当て、視聴者を惹きつけるサムネイル制作のポイントを解説します。
Youtubeにおけるサムネイルの重要性
YouTubeチャンネルを成長させていくには、どれだけ視聴者に需要のある動画を制作できるかが重要です。
しかし、動画の内容さえ優れていれば、自動的に多くの再生回数を獲得できるかと言えば、そうではありません。
効果的に視聴者を動画まで誘導させるには、動画の内容以外にも、キーワードを意識したタイトルやニーズのあるターゲット選定など、様々な要素が関係してきます。
中でも、最も動画を再生してくれるかどうかを左右するポイントが、サムネイルです。
普段、みなさんがYouTubeを利用する時のことを思い返してみてください。これから見る動画を選ぶ際、無意識のうちに最初に確認するのがサムネイルではないでしょうか?
視聴者はサムネイルを見て直感的に視聴する動画の選定をしています。
そのため、どんなに内容が優れている動画でも、初歩となるサムネイルの段階で視聴者を惹きつけられていないと、効果的に再生回数を伸ばすことはできません。
視聴者と動画を繋ぐ第一歩となるサムネイルは、動画の顔であるという意識を持って適切なものを設定しましょう。
サムネイルの明るさの重要性
サムネイルの見栄えを上げるのに役立つのが、画像の明るさです。
視聴者の目を引くポイントとして、他の動画よりも明るく派手なサムネイルは、相対的に目立つことができるため、クリック率の上昇に繋がります。
サムネイルは、いかに視聴者の注目を集め、クリックしてもらうかが最重要なため、画像の明るさは欠かせないポイントとなります。
色補正でう魅力的な画像にしよう
画像の明るさは、露出や彩度、コントラストなど、色補正の設定を変えるだけで簡単に調節することが可能です。
以下では、基本的な色補正の項目を説明していきます。これらをバランスを見ながら調整し、最適な色味や明るさに近づけていきます。
明るさ
明るさの設定では、文字通り画像の明るさを増減させることができます。
暗い画像の全体を明るく補正したい際に役立ちます。
ただし、明るさの設定だけを変更してしまうと、色のバランスが崩れ、白飛びなどの原因となるため、その他の項目も合わせて調整する必要があります。
コントラスト
コントラストの設定では、画像の明るい部分と、暗い部分の差を調整することができます。
コントラストを上げると、メリハリの効いた画像となり、コントラストを下げるとなだらかな落ち着いた印象になります。
彩度
彩度の設定では、色の鮮やかさを調整することができます。
彩度を上げることで、色鮮やかでビビットな印象にできますが、上げ過ぎると不自然な色合いとなってしまいます。
彩度を下げていくと、色味が抑えられ、白黒に近づいていきます。
露出
露出設定の明るさ設定は似ていますが、明るさ設定は画像全体を均等に明るくするのに対し、露出設定では、画像の光量を調整することができます。
露出を調整することにより、曇りの野外や、光量の足りない室内などの写真を自然な風合いで光量を足すことができます。
〈色補正前の画像〉
〈色補正後の画像〉
文字の配色で明るさをプラス
サムネイルの文字の配色を工夫するだけでも、全体を明るく見せることができます。
例えば、文字色は原色かそれに近い色を使うことで、明るく目を引きやすい印象となりますし、文字に縁取りを付けることで、強調され格段に見やすくなります。
一方で、配色に関しては人によって好みが分かれる点や、派手な原色を多用しすぎることで逆に見づらい印象を与えてしまうことがあるため注意が必要です。
背景画像の色合いなども考慮し、バランスを見ながら配色を決定していきましょう。
〈暗めの配色〉
〈明るめの配色〉
まとめ
サムネイルの明るさを意識することは、効果的に視聴者を動画まで誘導させることへ繋がり、クリック率の向上に役立ちます。
そのために必要なのは、単純に画像の明るさを上げるのではなく、視聴者が最も見やすく目を引く明るさに調整をすることです。
明るさをうまく調整することで、同じ画像でも格段に魅力的にすることが可能なため、皆さんもぜひ実践してみてください。
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