YouTube動画マーケティングの特徴
動画広告の市場拡大にともない近年さまざまな業界で注目されている動画マーケティングは、体験を直感的に伝えることができる点でのユーザーへの訴求力の高さ、従来のマス広告に比べると制作コストがかからないことなどが特徴です。
なかでもYouTubeを活用した動画マーケティングにはおもに次のような特徴があります。
・YouTubeの認知度の高さ、ユーザー数の多さ、ユーザー層の幅広さ
・ストック型コンテンツであるためSEO効果が期待できる
・YouTubeアナリティクスを活用すれば効果分析が可能
・「YouTubeカード」「CTAオーバーレイ」などCTA※の豊富さ
※CTA……「Call To Action」の略。ここでは、YouTube動画の視聴を通じて、リンク先ページへの訪問やメルマガ登録などのアクションへとユーザーを誘導できるよう呼び掛ける仕掛けのこと。
YouTubeのマーケティング手法
YouTubeを活用して実践できる動画マーケティングの手法はおもに次の3つです
・YouTubeチャンネルの作成
・YouTube広告(動画広告「TrueView」)の活用
・インフルエンサー(人気ユーチューバー)の起用
YouTubeチャンネルによってファンを獲得し、Google広告によって管理可能なYouTube広告「TrueView」によってターゲットとなるユーザーの属性を細かく設定することでターゲティング効果を上げ、インフルエンサーの起用によりさらなる拡散効果を狙う、という流れでの活用が想定されます。
YouTubeマーケティングのメリット
YouTubeのユーザー数の多さとユーザー層の幅広さ
YouTubeでマーケティングを行うメリットのひとつは、YouTubeの利用ユーザー数の多さだと言えるでしょう。また、YouTubeは世代や属性を問わず幅広い層のユーザーが利用する動画配信プラットフォームであることから、YouTubeで広告を展開すれば想定外のユーザーを含めた幅広い層に自社の情報を見てもらえる可能性があります。
若年層にとどまらないユーザー層の幅広さもメリットにつながります。株式会社ガイアックスが主要SNSのユーザー数について2020年に発表した資料によると、国内の月間アクティブユーザー数(18~64歳)はおよそ6,500万人以上でそのうち30代がおよそ1,082万人、40代が1,396万人、50代が1,190万人と、10~30代よりも40~60代のユーザー数のほうが多いことがわかります。
また、株式会社Macbee PlanetがSNSを活用したマーケティングについて2019年に行った意識調査によると、日本全国の10代から60代の全体でみたとき、Twitter、Instagramなど4つのSNS投稿のうち最も購入の動機になったのはYouTubeで30%を占めたと言います。
こういった状況から、商品やサービスの紹介動画などはYou Tubeに掲載するのが効果的だと言われるようになったのでしょう。
引用元:
2020年12月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
最も購入動機となるSNSは「YouTube」で3割 10~20代は「Instagram」が6割と最多
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000023647.html
YouTube広告の種類の多さと効果
・YouTube広告の種類の多さと効果
YouTubeに動画を掲載する際には「YouTube広告を出稿する」場合と、「自社でYouTubeチャンネルを開設する」場合の2つのパターンが考えられます。
決まったターゲットはもちろんのこと、自社の情報をぜひ見て欲しい潜在層にも確実に情報を届けるという観点では、消費者の興味・関心・年代・居住地域などによってターゲティング設定が可能な「YouTube広告」がより有効だと言えるでしょう。
なお、YouTubeで展開できる動画広告には複数の種類があり、目的や動画の尺(長さ)などに応じて選べる点もYouTubeマーケティングのメリットのひとつです。
YouTube広告のなかでは動画本編の前後や合間に表示される「TrueViewインストリーム広告」がよく知られています。ほかに、トップページや検索結果、あるいは関連動画のサイドの部分などにサムネイル画像+テキストのかたちで表示される「TrueViewディスカバリー広告」や、動画本編の再生中に表示される6秒以下の広告でユーザーがスキップできない「バンパー広告」などさまざまな種類があります。
YouTubeマーケティングのデメリット
YouTubeチャンネルは無料で開設することができ、気軽に動画を配信できる一方、実際にユーザーの支持を得ることは容易ではありません。ユーザーの人気を得て成果を出すためのノウハウを身に付けるには一定の期間が必要とされます。
ユーザーにとって魅力的なコンテンツを企画し発信し続けること、それを動画製作に落とし込んでYouTubeマーケティングの目的を果たすまでにはさまざまな試行錯誤と継続性が必要になります。
目的達成までに時間がかかる点は、YouTubeマーケティングのデメリットのひとつと言えるでしょう。
まとめ
近年では「テレビからYouTube」と言われるほど、全世界的に幅広い層のユーザーが利用する動画共有プラットフォームであるYouTube。そのメリットをいかしたYouTubeマーケティングはテレビCMなどのマス広告に比べて低予算で始めることができるので、特に新規顧客の獲得を目指す企業にはおすすめの手法のひとつです。
YouTubeでの企業アカウント運用のリーディングカンパニーかつYouTubeマーケティングに特化した企業である株式会社Suneight(サンエイト)は、豊富な実績とノウハウからYouTubeマーケティングをより効果的に行うための施策を実践し、専任の担当者が売り上げに成果が出るまでをフルサポートします。
YouTubeマーケティングにメリットを感じて導入を検討しているかた、企業チャンネル運営にお悩みのかたは、ぜひSuneight(サンエイト)にご相談ください。