チャンネルコンセプトとは「自分が何を視聴者に伝えたいのか」を明確にしたものです。
コンセプトを設定すればあなた独自の世界観を意識した動画が作れるので、チャンネル登録の途中離脱率は下がり、類似した新規視聴者もつきやすくなります。
コンセプトを決める上で意識することは、チャンネルの将来像を明確にすることです。
チャンネルを通して視聴者に何を伝えたいのか、チャンネルを大きくしてどうなりたいのかを明確にしていくことでその後の方向性も決めやすくなります。
そして何より大切なのは、自分が楽しみながら動画投稿できるかどうかです。
YouTubeで成功を収めるためには、継続して動画投稿することが必須です。
自分も楽しんで動画制作・投稿ができるジャンルに参入することをおすすめします。
ユーザーがチャンネルの雰囲気を判断するポイントを具体的に挙げると
・動画の内容
・出演者の言動
・チャンネル名
・チャンネルアート
・チャンネルアイコン
・チャンネル概要欄
・説明文
主にこの7つです。
自分が何を中心にした動画を出しているのか、ユーザーにわかりやすいようにチャンネルを作っていくことも大切です。
チャンネルコンセプトとは
チャンネルを作っていく上でコンセプトはどのタイミングに決めるべきなのか、チャンネルを作る流れとともに解説していきます。
①自分得意なことを見つける(自己分析)
これなら誰にも負けない!と言ったことじゃなくても、一般の人より少し得意くらいのことで大丈夫です。
自己分析をしていくことで自分の強みも気付くことができるので、コンセプトを決める前の自己分析は、とても大切な作業です。
②コンセプトを決める
継続して動画投稿ができるように、自分が無理なく続けられる内容の投稿を目指しましょう。
誰に何を届けたいか、参入しようとしているジャンルの視聴者は何を望んでいるか意識をしてコンセプトを考えてみましょう。
③自分の理想と近いチャンネルを探して真似をする
雰囲気やカテゴリが似ているYouTuberを見つけて、真似してみることから始めてみてください。
近しい人がいない場合はそのチャンネルは需要がないか、需要はあるがやっている人がいないかに分かれます。
現在YouTubeには数えきれないほどチャンネルがあるので、後者は少ないと思いますが、試しに何本か投稿してみるのもいいと思います。
④差別化を図る
普段からYouTubeを見ている方は、一視聴者として既存のチャンネルの改善点が見つけられると思います。例えば、サムネイルの字が見にくいな、動画自体が暗いな、など、気づいたポイントを自分のチャンネルに活かして見ましょう。
より洗練されたチャンネルとなっていくでしょう。
ターゲティング
とにかく多くの人に見てもらいたい!という気持ちが強くなり、さまざまな企画、人気の企画に手を出してしまうと、
視聴者に刺さらずYouTube中を彷徨うことになってしまいます。自分のコンセプトで想定しているユーザーを意識して動画を作りましょう。
ターゲットを決めるときに意識しておくべきことをいくつか挙げてみます。
・性別
・年齢
・子供の有無
・世帯収入
・時間(動画を見る時間帯)
・ニーズ(どのような動画を求めているのか)
YouTubeは視聴者の特徴を理解しているかどうかが、チャンネルの成長を大きく左右します。
視聴者像を明確にすることで、視聴者が共感できる動画を作ることができます。チャンネルが成長してきたら、
コメントなどの視聴者の声に耳を傾けてみることも大切です。視聴者ファーストのチャンネル構成を心がけましょう。
デザインするときのポイント
デザインするときのポイントは、
・視聴者が分かりやすい
・コンセプトが伝わりやすい
・ライバルとかぶらない
上記が視聴者を獲得する上で重要になります。
チャンネルをせっかく見つけてもらっても、そのチャンネルが何をしているのかが伝わらなければユーザーは興味を持ってくれません。
チャンネルの特徴がひと目で分かるようなデザインを心がけましょう。
チャンネルのコンセプトをユーザーに伝えるために、意識するべきところは
・チャンネル名
・チャンネルアート
・チャンネルアイコン
上記は、チャンネルを閲覧したときに、最初に目に入る部分なので特に意識してデザインしなければいけません。
デザインと言っても凝りすぎて何のチャンネルなのか伝わらなければ意味がないので、とにかく視聴者に何を提供できるのかがひと目でわかるようなデザインにしましょう。
いいデザインとは?
中田敦彦のYouTube大学
こちらは芸人YouTuber中田敦彦さんのYouTubeのHPです。チャンネル名に”大学”と入れることで、講義形式で進む解説動画であることをまだ動画を見ていないユーザーにも想像させることができます。
また、英語表記でもチャンネル名を書くことで、英語圏の視聴者層も取り入れるきっかけとなっています。
チャンネルアートやチャンネルアイコンは、このチャンネルのオーナーである中田さん自身の写真を貼ることで誰のチャンネルなのかをはっきりさせています。
中田さんの特に素晴らしいところは視聴者ファーストな姿勢です。再生リストには視聴者が動画を見つけやすいように、種類別に動画がきれいに整理されています。
まとめ
今回はYouTubeチャンネルのコンセプトを決めるときのコツやデザインの例について紹介していきました。
YouTubeを運営する上でコンセプトをはっきりさせておくことはとても大切です。
今回の記事がコンセプト決めの手助けになれば嬉しいです。
【参照】
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY