企業でYouTubeを活用したいけど、顔出しOKなスタッフがいない…。
会社のYouTube担当になったけど顔出しは気が引ける…。
といった理由でYouTubeチャンネルの開設に踏み出せないというお悩みはございませんか?
今回は、顔出し無しでも効果的にYouTubeチャンネルを伸ばすコツやおすすめのジャンルをご紹介します!
今回を機に、気軽にYouTubeにチャレンジしていきましょう!
目次
2-1メリット
2-2デメリット
3-1収益化の条件
3-3ジャンルのリサーチ・選定
3-5定期投稿を必ず続ける
4-1How to 系
4-2商品・サービスレビュー系
4-3教育系
4-4検証系
4-5Vlog系
5まとめ
YouTubeって顔出ししなくても伸ばせるの?
結論からお伝えすると、YouTubeチャンネルの成長には、顔出しするか否かはあまり関係はありません。
参入を検討しているジャンル=競合チャンネルはどのように表現していて、どのように伸びているかが、チャンネル成長のヒントとなります。
YouTubeで顔を出すことは、チャンネルの権威性が上がり、視聴者から信用されやすくなりますが、個人が特定されやすいというネガティブ要素もあります。
以降から、顔出しすることのメリット・デメリットについて解説しますので、自社のチャンネル運用ではどうするか、判断材料としてご活用ください。
顔出ししないメリットとデメリット
メリット
・社員の個人情報を守ることができる
企業チャンネルで従業員が出演する場合、個人が特定されるリスクが伴います。
チャンネルで顔を出さないことで、社員の個人情報を守ることができるので、メリットの一つとなります。
・担当者が変わっても影響が少ない
自社のYouTube担当が変わったり、演者として出演していた従業員が離職した場合でも、チャンネルへの影響を最小限に抑えることができるというメリットがあります。
チャンネル内で顔出しをして、視聴者から人気を集めたとしても、担当者が変わったことで視聴者が離れてしまうなどのリスクが考えられますが、最初から顔出しをしていなければ、担当者が変わってもリスクを最小限に抑えることができます。
・万人受けしやすい
顔出しをしない場合、視聴者に余計な印象を与えることなく、動画の内容に集中してもらうことができます。
演者は、チャンネルのイメージに大きな影響を与えます。
出演者がよほどの美男美女であれば、顔出しによって視聴者を集める効果が期待できます
が、そうでないケースも考えられます。
視聴者によっては「この人はなんとなく苦手」と動画の視聴を止めてしまう場合もあるでしょう。
顔出しをしないことで、視聴者の雑念を消すことができて、コンテンツに集中してもらうことができます。
顔出しをしないほうが、万人受けしやすい傾向にあります。
デメリット
・ファンがつきにくい
YouTubeチャンネルは、多少なりとも演者の影響があります。
顔出しをしないチャンネル動画は、顔出ししているチャンネルに比べて、淡白な動画になりやすいため、視聴者=ファンがつきにくい傾向にあります。
そのため、顔出しの代わりに声出しをする、キャラクターに喋らせるなど特色を出してファンを獲得していくと良いでしょう。
・クリック率が上がりづらい
動画のサムネイルに出演者の顔を載せることで、クリック率が上がると言われています。
これは、動画の投稿者を明らかにすることで、視聴者が安心感を抱きやすいためです。
顔出しをせずとも、サムネイルのクリック率を上げるためには、別のベクトルで視聴者の目を引く工夫をする必要があります。
例えば、フォントを大きくし、インパクトを強める。動画の内容をイメージできる写真を載せて一目で内容がわかるようにするなど、競合チャンネルと比較しながらサムネイルを工夫しましょう。
・権威性が低くなる
顔出しをしないことは、顔出しをし全てをさらけ出しているYouTuberよりも視聴者からの信頼を獲得しづらく、権威性が低くなるデメリットがあげられます。
専門性の高い情報を発信するなど、動画の内容で視聴者からの信頼を獲得して、コツコツと登録者数を増やしていきましょう。
顔出しせずにチャンネルを成長させるコツ
自社でYouTubeを運営するときは、お問い合わせや集客が目標になることが多いかと思います。その目標を達成するためには、YouTubeのルールの理解とYouTube上でのリサーチが肝となります。
では、実際にどんなことをしたら、効率よく目標を達成できるのか、ここからご説明いたします。
収益化の条件
自社でYouTubeを運営するときのコンバージョンは、集客やお問い合わせになることが多いため、収益化はあまり関係ないかと思われるかもしれませんが、収益化の審査が通った場合、YouTubeから「良い動画」を投稿しているチャンネルだと判断されている証拠にもなるので、気にかけておくと良いでしょう。
①チャンネル登録者数が1000人以上
チャンネルを収益化させるためには1000人以上のチャンネル登録者が必要です。
登録者はいきなり増えるのではなく、根気強く視聴者の需要を満たす動画を投稿しているとゆっくりではありますが、確実に増えていきます。
YouTubeに参入し始めた多くの方は、チャンネル成長は簡単にできることだと思い込んでいるため、登録者や視聴回数が伸びにくい初期段階で挫折してしてしまいます。
チャンネル運営は根気が必要です。最初は成長を感じられなくても、いずれ成果がみられるので、諦めずに定期投稿を続けましょう。
おすすめ記事:YouTubeチャンネル登録者数を増やすには?伸ばす方法を徹底解説します!
②公開動画の総再生時間が過去12ヶ月で4000時間以上
これは、自身のチャンネルに公開されている動画が再生された時間の総計です。
直近12ヶ月で視聴された動画の再生時間が4000時間以上である必要があるため、コンスタントな動画投稿が求められます。
再生時間を伸ばすためには、視聴維持率を上げることが大切です。視聴者を飽きさせない動画の構成と、動画のテンポ感を意識した動画を作りましょう。
おすすめ記事:YouTubeアナリティクスで見るべき基本指標は?分析方法を解説
③YouTubeの収益化ポリシーに違反していないこと
チャンネル収益化の申請をする際には、YouTube(Google)側から公開している動画の内容が、収益化ポリシーに違反していないか審査されます。
スパム目的や有害とみなされたコンテンツは収益化の許可が降りません。
YouTube のチャンネル収益化ポリシーをご参考ください。
④所在国でYouTubeパートナープログラムが認められていること
YouTubeチャンネルを収益化するためには、YouTubeパートナープログラムへ参加する必要があります。
YouTubeパートナープログラムは認められていない国も存在するため、在住の国によっては注意が必要です。
日本ではYouTubeパートナープログラムが認められているため、国内でのYouTube運営であれば問題ありません。
⑤Googleアドセンスの登録と連携
Googleアドセンスとは、広告収入を得るために登録が必要なサービスで、GoogleアドセンスをYouTubeアカウントに連携することで、初めてYouTubeの動画に広告を表示させることができます。
上記全ての要件を満たすと、収益化の申請ができるようになります。
収益化の申請が承認されたのち、広告収入を得られるようになります。
YouTubeの仕組みを理解する
自社チャンネルを成長させて、コンバージョンを獲得するためには、YouTubeの仕組みを理解したうえで、「質の高い動画」を投稿し続けることが大切です。
動画の質は、制作者でも視聴者でもなくYouTubeのアルゴリズムが判断していて、「質の高い動画」の基準は、視聴者から動画がクリックされているか、動画から離脱せず⻑く視聴しているかどうかで判断しています。
YouTubeの仕組みの解説と、動画の質をあげる方法については、弊社のYouTube完全攻略ガイド(ルール編)をご参考下さい。
ダウンロードはこちら!
ジャンルのリサーチ・選定
YouTubeには様々なジャンルの動画が存在し、ジャンルによって視聴者の需要や、チャンネル運営の戦略が異なります。
チャンネルを開設する前に、必ず参入を検討しているジャンルのリサーチを行いましょう。
この段階のリサーチは、チャンネルの成功、コンバージョン獲得に大きな影響を与えます。
参入を検討しているジャンルが、YouTubeのコンテンツとして需要のあるジャンルなのかどうか、視聴者の需要の理解、競合となりそうなチャンネルを超えられそうか(実現性)など、調べる必要があります。
簡単に調べられる方法として、YouTubeの検索で、参入を検討しているジャンルに関するキーワードを入力して、「検索フィルタ」で「視聴回数」で並び替え、アップロード日を「今年」にしてフィルタをかけます。
この状態で、上位に表示されている動画のチャンネルに、直近半年の投稿で登録者数✖️3倍程度の視聴回数の動画が3〜4本あるかどうか調べていきます。
そのジャンルで有名YouTuberがいなくて(王者がいない状態)、登録者数は少ないけど、視聴回数が動画が3〜4本程度あるチャンネルが複数あれば、視聴者にとって需要のあるジャンルであるということになるので、参入を検討しても良いでしょう。
※上記の方法は、あくまでも簡易的なリサーチ方法になります。
チャンネル開設前にリサーチを行うことは、YouTube上での視聴者の需要の確認になるので、必ず行うようにしましょう。
視聴者の需要を優先した動画にする
上記でもお伝えした通り、YouTubeは視聴者の需要を優先に動画を作ることが大切です。
「こんな動画を作りたい!」という思いが強すぎるあまり、視聴者を置いてきぼりにしないようにしましょう。
視聴者がどんなことに興味を持っているのか調べたい場合、YouTubeのサジェスト機能で、チャンネルのテーマに関するキーワードを検索してみましょう。
視聴者の興味は、視聴者が求めいている情報に近いので、関連ワードをヒントに動画制作をしてみるのもひとつの方法です。
定期投稿を必ず続ける
チャンネルの固定ファンを増やすためには、コンスタントに動画を投稿し、コンテンツを増やしていくことが大切です。
例えば、動画の再生回数が伸び始めて、動画を楽しみにしている視聴者が増えたとしても、投稿が不定期だったり、投稿自体止まってしまうと、純粋にいつ投稿されるかわからないチャンネルだとみなされ、視聴者が離脱してしまうでしょう。
動画の制作は大変ですが、既存の視聴者を大切にするためにも、動画の投稿は止めずに定期更新を心がけましょう。
YouTubeで顔出しせずに伸ばせるジャンル5選
ここからは、YouTubeの動画ジャンルの中でも、顔出しをしなくても伸ばしやすいジャンルを5つご紹介します。How to 系
How to系動画の視聴者は、自身で抱えている課題解決のために動画を視聴する傾向にあります。
解決策など情報提供が動画のメインになり、演者にはあまり着目されないことから、顔出ししなくても伸ばしやすいジャンルとなります。
見せ方として、手元だけを見せて作業工程を解説したり、PowerPointやホワイトボードなどに書いた資料を元に講義のように語る方法があげられます。
How To系の動画は、企業が持っているノウハウ提供ができるので、自社へのお問い合わせや、サービスの集客に繋がりやすくなります。
商品・サービスレビュー系
レビュー系の動画もメインは、商品やサービスであるため、顔出しなくとも伸ばしやすい傾向にあります。
また、自社の商品、サービスを紹介することができるので、企業チャンネルとして運用するには、はとても相性が良いです。
商品の使い方、使用感など、動画でわかりやすく伝えることができるので、How To系のジャンル同様にプロモーションとして相性が良いです。
教育系
教育系動画はノウハウ提供や解説が中心となるため、ターゲットが絞れていれば視聴者からの需要も高く、顔出ししなくても伸ばしやすいジャンルです。
また、このジャンルは、学習塾や講座、スクールなど無形商材のサービスを展開している企業と相性が良いです。
顔出しをしない代わりに、アフレコでキャラクターに喋らせる方法や、もあります。
検証系
こちらも検証の内容自体に視聴者の興味が強いため、顔出しをしなくても人気が出やすいジャンルです。
企業として制作する場合、多くの人が気になっているであろう業界の謎を検証するなど、
需要の高いテーマを選定することが鍵となります。
Vlog系
Vlog系動画の中にも、「暮らし」や「生活」の中で商品やサービスを紹介していくタイプや旅行や体験記などを動画にするタイプなどが存在します。
顔出しをしない場合、おしゃれな映像と音楽を駆使するなど、見ていて飽きない工夫が求められます。
まとめ
YouTubeは顔出しをしなければ伸びないなんてことはありません。
企業のYouTubeチャンネルを効果的に運用していくためには、顔出しするか否かよりも
YouTubeを活用してどんな成果を得たいのかゴールを明確にして、視聴者の需要を優先に動画を作ることが大切です。
自社でチャンネル開設する前に、YouTubeでの市場調査をしてみることをおすすめします。情報収集として競合チャンネルがどのような動画をあげているのかリサーチすることで、運用するチャンネルの方向性のイメージがつくかと思います。
それでは、今回もありがとうございました。
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