【YouTube】理想的な視聴者維持率とクリック率の目安は?
YouTubeチャンネルを成長させていくために、大事な指標は「視聴者維持率」と「クリック率」です。
しかし、この二つの仕組みを理解しないまま動画投稿をしてしまっている方もいるでしょう。
今回は、自身のチャンネルの質の向上を目指すために欠かせない、視聴者維持率とクリック率の大切さと目安について解説します。
クリック率とは
YouTubeにおけるクリック率とは、自身の動画のインプレッション(視聴者に表示された回数)のうち、どれだけクリックをされたか示す数字です。
視聴者は、動画を選ぶとき約0.2秒でサムネイルとタイトルでをみて視聴するか否か判断しています。
チャンネルの認知度にも左右しますが、視聴者がクリックをしたくなるような魅力的なサムネイルかどうかは重要です。
クリックをされないと、動画の再生に繋がりません。
視聴者に興味を持ってもらうために、動画の内容がひとめでわかるサムネイル作りを心崖ましょう。
視聴者維持率とは
視聴者維持率とは、自身の動画を視聴者が途中で止めることなく、どれだけ見続けたかを示す数字です。
動画の内容で、視聴者を最後まで惹きつけることができれば、視聴者維持率を向上させることができます。
クリック率の重要性について
クリック率が高い動画は、多くの視聴者が興味を持った動画と言えるため、再生回数が増えやすくなります。
さらに、YouTubeのアリゴリズムによって、視聴者が求めている情報に適合した質の高い動画と判断され、関連動画やおすすめ動画として表示されやすくなります。
クリック率が高いことは、単純な再生回数だけでなく、露出が多くなり新たな視聴者のも情報が届くので、チャンネル運営にプラスの働きをもたらします。
クリック率の目標値
クリック率は、動画を投稿してから24時間以内のクリック率が12%以上であれば、かなり優秀です。
24時間以内の理由は、動画投稿後のインプレッションは、自身のチャンネルの登録者など、需要の大きい視聴者がメインとなるため、ターゲットのニーズを満たしているかが判断できます。
なので、クリック率は平均値ではなく、投稿より24時間以内の数字を参考にしましょう。
クリック率は下がっていく
クリック率は動画投稿をしてから24時間以内をピークに徐々に下がっていきます。
さらに、多くの視聴者にインプレッションされることで、クリック率が下がりますが、自然現象のため、気にする必要はありません。
純粋に、自身のジャンルとは別ジャンルの視聴者に情報が届いているので、クリック率が下がります。
むしろ、クリック率は高いままで再生回数が伸びない動画は、そもそものジャンルにニーズが無いなどの原因が考えられるため、注意が必要です。
視聴者維持率の重要性について
視聴者維持率が重要な理由は、視聴者維持率が高い動画は「YouTube上に視聴者を長くとどめる動画=Googleに利益をもたらす動画」であり、質の高い動画としてYouTube AIが評価するためです。
YouTubeから良質な動画と判断されればその分露出度が増え、さらにたくさんの人に動画を観てもらえる可能性が上がります。
YouTubeアナリティクスではこの数値を確認することができます。
動画を投稿したら、必ず確認するようにしましょう。
※グラフは、動画投稿後2日後に表示されます。
視聴者維持率の目標値
視聴者維持率は40%以上を目標にしましょう。
40%を超えるようになると、離脱が少ない優秀な動画として、YouTubeアルゴリズムによる評価が向上します。
また、動画の序盤が最も視聴者の離脱が多いポイントとされており、なかなか本題に入らない動画や、長いオープニングムービーなどにより、序盤のテンポが悪い動画は、視聴者維持率が下がる傾向にあります。
本当に大事なのは総再生時間
視聴者維持率は動画時間が長いものの方が難易度が高くなります。
動画時間が長いと、それだけ視聴者を惹きつけておく必要がある時間が伸びるためです。
最初は短い時間の動画を投稿して、徐々に時間を伸ばして視聴者維持率を獲得して感覚を掴んでいくのも良いでしょう。
しかし、最終的に意識すべきなのは、「動画の総再生時間」です。
視聴者をどれだけ長く滞在させられたかを示す重要な指標なので、総再生時間が長い動画は、優秀な動画として多くのインプレッションを獲得することができます。
動画の総再生時間を伸ばす手段として、コツコツ視聴者維持率の向上を目指していくことが大切でしょう。
まとめ
YouTubeチャンネルを効果的に伸ばしていくためには、漠然と動画を投稿するのではなく、今回紹介した「クリック率」や「視聴者維持率」を意識したチャンネル運営が求められます。
動画の企画を考える段階で、どのような視聴者にどのような目的で視聴してもらう動画なのか明確にしておくことで、効率よくチャンネル運営することがでます。
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