YouTubeの動画は「視聴者維持率」がとても重要です。
しかし、この視聴者維持率についてよく理解していないという人も多いのではないでしょうか。
今回はYouTubeチャンネルを伸ばすカギとなる、視聴者維持率について解説します。
視聴者維持率とは
視聴者維持率とは、視聴者が動画をどのくらい見続けたかを表す数値です。
10分の動画で視聴維持率が40％であれば、すべての視聴者の平均再生時間が4分になります。
YouTubeチャンネルを伸ばすためには、視聴者維持率の数値をな上げることが目標となります。
現在YouTubeチャンネルを運営していて、伸び悩んでいる方は、YouTubeアナリティクスから、視聴者維持率の数値を確認してみましょう。
視聴者維持率が40％を切っていた場合、改善が必要です。これから詳しく解説します。
視聴者維持率が重要な理由
視聴者維持率が重要な理由は、視聴者維持率が高い動画は「YouTube上に視聴者を長くとどめる動画＝Googleに利益をもたらす動画」であり、質の高い動画としてYouTube AIが評価するためです。
YouTubeから良質な動画と判断されればその分露出度が増え、さらにたくさんの人に動画を観てもらえる可能性が上がります。
YouTubeアナリティクスではこの数値を確認することができます。
動画を投稿したら、必ず確認するようにしましょう。
※グラフは、動画投稿後2日後に表示されます。
視聴者維持率を高める3つのポイント
YouTubeから良い評価をもらうために視聴者維持率を上げることはマストですが、実際に何をしたら良いのでしょうか。
ここでは視聴者維持率を高めるために、意識するべき3つのポイントについて紹介します。
動画の導入部分で視聴者を離さない
動画の冒頭、導入部分で視聴者に「この動画を観ることのメリット」をしっかりと伝えましょう。
タイトルやサムネイルである程度動画の概要を伝えることは可能ですが、伝えられる情報量には限界があるため、動画の導入部分で動画の概要やターゲットについて解説を加えましょう。
動画を最後まで見てもらうために、最初から結論を伝えるのではなく、あくまでも「この先が気になる」と興味を持ってもらうことが重要です。
実際に伸びているYouTubeチャンネルは、ある程度決まった「型」で動画が作られています。
動画の重要ポイントを最後に配置する
最も重要なパートはなるべく最後に配置することを意識しましょう。
導入部分では大まかな流れを伝え、オチは最後に配置することで視聴者を離脱させない効果があります。
しかし、オチがつまらなかったり、それまでの動画の流れが単調であると視聴者が動画から離れてしまうため注意が必要です。
導入パートから徐々に最後のパートまで盛り上がるような内容を意識し、視聴者を飽きさせない動画構成で撮影・編集をしましょう。
視聴者が動画の途中で離脱することで視聴者維持率は下がり、動画としての評価も低くなってしまいます。
導入部分で興味を引き、本編で視聴者を楽しませつつ、最後のパートで視聴者に有益なものを提供するという流れが理想です。
視聴者に飽きさせない工夫をする
動画の導入部分、最後の盛り上がるパートの工夫はできても、本編で視聴者を飽きさせないためには色々と試行錯誤が必要です。
一度投稿した動画も不要な部分であったり、アナリティクスで視聴維持率が低下している部分をカットすることは可能なため、自身で確認し、動画の流れが不自然にならない程度で調整をしましょう。
動画のオープニング部分が最も視聴者が離脱しやすいポイントであるため、テンポの良い構成にしたり、笑いや共感を得られるような内容を盛り込むなど、工夫をしてみましょう。
最近では、視聴者に動画を興味をもってもらうために、冒頭に動画のダイジェストを挿入している動画も多く見受けられます。
自身のベンチマークチャンネルが、どのような工夫をしているかリサーチしてみましょう。
まとめ
今回は、YouTubeチャンネルを成長させるカギとなる、視聴者維持率について解説しました。
視聴者維持率を上げることが、結果としてYouTubeからも高い評価を得られ自身の動画がよりたくさんの人に観てもらえるので、チャンネルが伸びる有効な手段となります。
【関連記事】
YouTubeは企画で伸びる！すぐ使えるテクニックを紹介
